7月(2018年)に見られた蛾⑤

2018年7月11日(水)
7月(2018年)に見られた蛾⑤   撮影日:2018/07/04 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は7月4日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

ハガタキスジアオシャク
①ハガタキスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
壁に濃い緑色をしたアオシャク亜科の蛾が止まっています。
画像を見るとほとんど見かけたことの無い蛾です。
各翅に紋が一つずつあるのでヨツメアオシャクかなと思いました。
ところが紋の大きさが違うので,別な種と分かりました。
外横線が前翅も後翅も前縁から離れています。
各翅にある小さな紋は白い縁取りがありますが,この蛾のように黒い縁取りのも居ます。
勿来の関では,後翅の紋も白いものが観察されています。


ナカアカスジマダラメイガ
②ナカアカスジマダラメイガ(メイガ科マダラメイガ亜科)
触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
更に,赤味を帯びていますのでマダラメイガ亜科になります。
円(つぶ)らな目の前方に立派な下唇鬚(かしんひげ)があって何か不揃いだなと思ってしまいます。


ナカアカスジマダラメイガ
②ナカアカスジマダラメイガ(メイガ科マダラメイガ亜科)

サンカクマダラメイガ
③サンカクマダラメイガ(メイガ科マダラメイガ亜科)
壁に止まっている黒い蛾を写しました。
すると何となく白い筋が2本写りました。
ぶれないように,明るく写るようにと工夫しながら,やっと写した写真がこれです。
この蛾は開張が10㎜にも満たない小さな蛾です。
触角を背負っているからメイガ科・ツトガ科と分かります。



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tag : 7月(2018年)に見られた蛾⑤

7月(2018年)に見られた蛾④

2018年7月10日(火)
7月(2018年)に見られた蛾④   撮影日:2018/07/03 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は7月3日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

チビクロアツバ
①チビクロアツバ(ヤガ科ムラサキアツバ亜科)
暗い所でこの蛾を撮ると黒く写ってしまいます。
紋様があるのにも関わらず手掛かりが掴めず困ったことがありました。
明るい所にいたものを見つけて写しやっと同定することができました。
前翅を開かず矢尻の形をして止まっているのでヤガ科を探しました。


アカフツヅリガ
②アカフツヅリガ(メイガ科ツヅリガ亜科)
筒型をしていますが,触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科です。
前翅に大小一つずつの黒紋があります。
さらに,前翅前縁付近が赤みを帯びています。(この蛾は赤味が少ないです。)


アカスジシロコケガ
③アカスジシロコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
白地に赤い筋と黒点がある蛾ですが,雄と雌では紋様が違います。
それは黒点の数です。
1個あるものは雌です。
2個あるものは雄です。
灯火に飛来するのは,ほとんど雄です。



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tag : 7月(2018年)に見られた蛾④

7月(2018年)に見られた蛾③

2018年7月9日(月)
7月(2018年)に見られた蛾③   撮影日:2018/07/03 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は7月3日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

シロモンコヤガ
①シロモンコヤガ(ヤガ科コヤガ亜科)
腹端を上げていてもシャチホコガ科でもイラガ科でもありません。
ヤガ科の蛾です。
腹部背に黒褐色の突起物が三つ見えます。
翅中央付近に鮮やかな白紋があるのが名前のいわれになっています。


スジモンオオヒロズコガ
②スジモンオオヒロズコガ(ヒロズコガ科)
私が蛾に興味を持ち始めた2011年の頃は名前が無かった蛾でした。
その後,研究が進み名付けられた蛾なので「みんなで作る日本蛾類図鑑」には,掲載されておりません。
幼虫は枯れたマツに寄生するヒトクチタケを食べます。
勿来の関では,アカマツがマツクイムシの被害に遭い何本も立ち枯れています。
その内の少しのマツにヒトクチタケが寄生しているのでこの蛾が観察されるのでしょう。


オオシロアシヒメハマキ
③オオシロアシヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
この蛾を横から写した画像を見てヒメハマキガ亜科と分かりました。
赤矢印から翅頂までに,薄褐色と焦茶色の筋模様があるからです。
斑模様には個体差があり紋様から同定は難しいと思われました。
ところが,青矢印で示した所に白っぽい小さな紋があるので同定ができました。
名の通りに足が白っぽいのも助けになりました。



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tag : 7月(2018年)に見られた蛾③

7月(2018年)に見られた蛾②

2018年7月8日(日)
7月(2018年)に見られた蛾②   撮影日:2018/07/02,07/03 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は7月2日と7月3日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

マエキトビエダシャク
①マエキトビエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
似ている蛾にオオマエキトビエダシャクが居ます。
でも,はっきりした違いがあるので安心です。
それは赤矢印のところが,マエキトビエダシャクは尖らず平らになっているからです。


キボシアツバ
②キボシアツバ(ヤガ科カギアツバ亜科)
アツバの仲間にしては小さな下唇鬚(かしんひげ)をしています。
止まっている格好が矢尻形なのでヤガ科と分かります。
頭部と前翅にある紋が橙色をしているので素敵に見えます。


キエダシャク
③キエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
いつ見ても名前が浮かんでこない蛾でした。
でも,黄色の地に外横線と翅頂付近の焦茶紋があるだけの簡単な紋様なので覚えられそうです。
幼虫は,普通に分布しているノイバラの葉を食べるので複数回観察されます。



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tag : 7月(2018年)に見られた蛾②

7月(2018年)に見られた蛾①

2018年7月7日(土)
7月(2018年)に見られた蛾①   撮影日:2018/07/01~07/03 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は7月1日~7月3日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

オオバトガリバ
①オオバトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
何の仲間か分からず困りました。
ヤガ科かシャチホコガ科を探す方が多いと思います。
そんなときは赤矢印でつけた線をご覧になれば直ぐ仲間が分かります。
翅頂から斜めに立ち上がる線がある蛾はトガリバガ亜科なのです。
水色矢印をつけた眼状紋が小さいのでオオバトガリバと判断しました。


オオバトガリバ
①オオバトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)  止まっているところから下に降ろしたら翅を左右に開きました。

シロジマエダシャク
②シロジマエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
白地に黒い楕円紋がある蛾はエダシャク亜科にもナミシャク亜科にも居ます。
似たような紋様の蛾が何種類もいるので特徴を掴んでおくと便利です。
腹部背にある紋様が上から小黒点2つ,四角形の紋,丸味を帯びた紋,長方形の紋5こくらい並んでいます。
後翅外縁沿いは地が黄色になっていて,細い横筋が何本もあります。


ミツテンノメイガ
③ミツテンノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科の蛾だと分かります。
さらに黄色の地に焦茶色の筋模様ときたら相場はノメイガ亜科と決まっています。
前翅に黄色の紋が三つあるのでミツテンノメイガと言うのでしょうか。



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tag : 7月(2018年)に見られた蛾①

6月(2018年)に見られた蛾(27)

2018年7月6日(金)
6月(2018年)に見られた蛾(27)   撮影日:2018/06/29,06/30 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は6月29日と30日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

キバラエダシャク
①キバラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
橙色が濃いものは綺麗ですが,色は変異が大きいです。
後翅中央にステンドグラスを思わせる紋があります。
前翅は前縁の方が反っていて犬が「待て」といわれてじっとしている格好で止まっています。


キバラエダシャク
①キバラエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科) 前翅が反り返っています。「待て」の姿勢で止まります。

キシャチホコ
②キシャチホコ(シャチホコガ科)
似ている蛾にウスキシャチホコが居ます。
でも,胸部にある毛を見ればどちらか区別がつきます。
その毛がインディアンハットの様に立っていればウスキシャチホコです。
ウスキシャチホコの雄は外縁から腹端が飛び出しています。


ホソナミアツバ
③ホソナミアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
前翅長が10㎜程度の小さな蛾です。
下唇鬚(かしんひげ)が発達していて反り返っているのでクルマアツバ亜科と分かります。
外縁線や縁毛に並ぶ焦茶紋が綺麗に並んでいて目に留まります。



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tag : 6月(2018年)に見られた蛾(27)

6月(2018年)に見られた蛾(26)

2018年7月5日(木)
6月(2018年)に見られた蛾(26)   撮影日:2018/06/26,06/27 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は6月26日と27日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

クワゴモドキシャチホコ
①クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から飛び出している腹端でシャチホコガ科と分かります。
三角形に近い焦茶色紋で直ぐクワゴモドキシャチホコと分かります。
モドキとついているのでクワゴ(クワコともいいます。)と比べました。
しかし,形・紋様は全然似ていません。
色調がただ一つ似ているだけです。


フタスジアツバ
②フタスジアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
反り返った下唇鬚(かしんひげ)からクルマアツバ亜科と分かります。
似た感じの蛾にシロスジアツバが居ます。
どちらにも白い横線が二本ありますが,外横線がくねくね曲がっているかどうかで区別がつきます。


マエチャオオハビロキバガ
③マエチャオオハビロキバガ(ヒゲナガキバガ科)
下唇鬚(かしんひげ)が発達していることからキバガ科と分かります。
キバガ科の中では大きい方だと思っています。
この蛾を載せているサイトは大変少なく全部で26 件しかありません。
でも,毎年のように観察され珍しい蛾とは感じていません。
前翅前縁が焦茶色なのでマエチャと名付けられたのでしょう。



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tag : 6月(2018年)に見られた蛾(26)

6月(2018年)に見られた蛾(25)

2018年7月4日(水)
6月(2018年)に見られた蛾(25)   撮影日:2018/06/25 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は6月25日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

カシノシマメイガ
①カシノシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負っているので,メイガ科・ツトガ科と分かります。
この幼虫は,貯穀をはじめ菓子,干果,動物の乾燥糞などを食べる変わり種です。
幼虫は貯蔵穀物や菓子類などをつづって巣を作り,その中で食べるそうです。


トビイロシマメイガ
②トビイロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
この蛾も触角を背負っているのでメイガ科・ツトガ科だと分かります。
縁毛が黄橙色で後翅の内側が紅色なので鮮やかな蛾です。
多くのメイガ科の仲間が腹端を上げて止まるように,この蛾もしています。


オオウスベニトガリメイガ
③オオウスベニトガリメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
この蛾も触角を背負っていますのでメイガ科・ツトガ科だと分かります。
でも,翅の色が小豆色なのでメイガ科となります。
前翅を開かずに止まると後翅の白い帯模様が隠れてしまい別の種かと思ってしまいます。
前翅外側にある線は二重になっています。
前翅前縁にある白点の並びが綺麗です。
縁毛はすべて白いです。



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tag : 6月(2018年)に見られた蛾(25)

6月(2018年)に見られた蛾(24)

2018年7月3日(水)
6月(2018年)に見られた蛾(24)   撮影日:2018/06/23,06/24 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は6月23日と24日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

ウンモンオオシロヒメシャク
①ウンモンオオシロヒメシャク(シャクガ科ヒメシャク亜科)
亜外縁線を見るとナミシャク亜科に見えてしまいます。
しかし,外横線を見ると波形の部分がありませんので,ヒメシャク亜科・エダシャク亜科になります。


ナカモンツトガ
②ナカモンツトガ(ツトガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科だと分かります。
さらに,筒状なのでツトガ科になります。
前翅中央に黒ずんだ斑模様があるのでナカモンツトガと呼ばれるのでしょう。


ホソスジナミシャク
③ホソスジナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)
細くて白い筋が内・中・外の三カ所に各四本ずつ並んでいて綺麗に見えます。
外側の筋が波形なのでナミシャク亜科だと分かります。
いつ見ても下を向いて止まっています。



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tag : 6月(2018年)に見られた蛾(24)

6月(2018年)に見られた蛾(23)

2018年7月2日(月)
6月(2018年)に見られた蛾(23)   撮影日:2018/06/23,06/24 撮影場所:勿来の関

今日,紹介する蛾は6月23日と24日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

カバイロキバガ
①カバイロキバガ(キバガ科)
小さい蛾で細長い形のものは,横や斜め後方から写すと同定で助かることがあります。
それは,下唇鬚(かしんひげ)を上手く捉えられるからです。
この蛾にも後方へ反り返った立派な下唇鬚(かしんひげ)があります。
翅色は黄土色から薄褐色までありますが,下唇鬚(かしんひげ)の色は焦茶色です。
外縁沿いに褐色が濃くなった所があります。


カバイロキバガ
①カバイロキバガ(キバガ科)。 翅全体の様子を知るには上から,下唇鬚(かしんひげ)の様子を知るには横から写すとよく分かります。


カノコガ
②カノコガ(ヒトリガ科カノコガ亜科)
この蛾の名前は鹿の子斑(まだら)と関係があります。
褐色の地に白い斑模様がある鹿と黒い地に半透明の斑模様がある翅が似ているからです。
昼行性で早朝,低空飛行しています。
似ている蛾にキハダカノコがいますが,腹部の縞模様の違いで区別がつきます。


シロモンシマメイガ
③シロモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負っていて,翅の色が小豆色なのでメイガ科と分かります。
似ている蛾にトビイロフタスジシマメイガがいます。
縁毛の色で区別することができます。
縁毛の色がすべて小豆色・・・シロモンシマメイガ
縁毛の色が後翅だけ白色・・・トビイロフタスジシマメイガ



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tag : 6月(2018年)に見られた蛾(23)

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