ヘリグロホソハマキモドキ 紋様が素敵


ヘリグロホソハマキモドキ 紋様が素敵
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ヘリグロホソハマキモドキ 小さい蛾だが紋様が素敵です。 撮影日:2013/04/26 場所:勿来の関

 今朝は昨晩から曇で暖かく蛾の出現が期待できました。しかし,雲が薄く満月に近い月夜のために明るい晩でした。このように明るい晩には,わざわざ灯火目指して飛来する蛾はほとんどいません。灯火と同じくらい周りが明るいからです。そんな訳でゆっくり家を出ました。
 着いてみると何やらいつもより賑やかな子どもたちの声が聞こえてきます。それも子どもの数が多く感じました。今日は,休日でないのに変だなと思いながら歩いて行くと勿来第二小学校の遠足でした。
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ヘリグロホソハマキモドキ 堂々とスズメノヤリの表面に止まります。 撮影日:2013/04/26 場所:勿来の関
 子どもたちの先の方に目をやると去年植えたシバザクラが開花して土手が華やいでいます。その近くまで行ってガードレール越しに覗き込みました。その途端,小さな昆虫が飛び交い始めました。「カ」に似ているが何だろうと止まるのを待っていました。目を凝らして見ますと,翅に横線があります。一瞬,ヨツスジヒメシンクイに見えましたが,何となく線の数が足りません。写した画像を見ますとミズメイガの仲間のような紋があります。名前はWeb図鑑で調べることにして,目の前にいる数㎜くらいの蛾を何枚も写しました。小さい蛾は,きちんと真ん中に蛾を持ってこないとピントが周りにある物に合ってしまいます。それで,いつもより多く撮りました。そのうちに,交尾をしている番いを見つけましたので,更に枚数が増えてしまいました。

 カヤツリグサの生えている土手などの草地にいると書かれてありますが,勿来の関では芝生やスズメノヤリなどの草丈の低い雑草が生えている土手にいました。人影に驚いて飛び交う様はツトガ科の蛾に似ていますが,葉の裏に隠れず,堂々と葉の表にこの蛾は止まります。。

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ヘリグロホソハマキモドキ 交尾中だが雄雌は分かりません。 撮影日:2013/04/26 場所:勿来の関
 家に着いて,いよいよWeb図鑑で名前を調べることになりました。私がいつも拝見するWeb図鑑は,nabeさんが作られた「四国産蛾類図鑑」です。すっきり纏められていて見つけやすい図鑑です。
 最初に,ツトガ科,次にメイガ科,それからハマキガ科やカザリバガ科も調べました。けれども探せません。去年までの私だったら,まだまだ探せなかったでしょうが,最近は予想が立てられるようになったので検索が速くなりました。今回は,何となくハマキガ科の蛾に似ていると思いましたので,ホソハマキガ科を調べ,更にホソハマキモドキガ科へと進んでいくとヒメキスジホソハマキモドキという大変よく似た蛾を見つけました。もう,ここまでくるとゴールは間近です。名前が「ヘリグロホソハマキモドキ」と分かりました。外縁に沿って黒い模様があるので縁黒(ヘリグロ)と名付けられたのでしょう。


五七五

 小さくて ピント合わせに 一苦労

 飛び交いて やがて静まり 葉の上に

 外縁の 黒い模様で ヘリグロに
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