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ヨホシナミシャク ナカアオナミシャク

ヨホシナミシャク ナカアオナミシャク
現在,見られるナミシャク科を紹介します。
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ヨホシナミシャク ヨホシというよりゴホシに見える 撮影日:場所:2013/04/12

 極普通に見られるものは最後の写真のソトカバナミシャクです。ウスカバナミシャクやナカオビカバナミシャクとよく似ていて混同してしまいます。
 前翅前縁近くにある黒点と前翅後角付近の黒紋(止まっていると下の方にある)が目立ちます。ここに名前を挙げたカバナミシャクのうちではソトカバナミシャクが,一番前翅長が長いようなので明日測って確かめようと思います。
 幼虫の餌に注目すると勿来の関周辺には,ヤマツツジ,コゴメウツギ,イボタノキ,アセビ,イタヤカエデがあります。イタヤカエデはあまりありませんから,一番確率が高いのはソトカバナミシャクです。

 下に「みんなで作る日本産蛾類図鑑」掲載の資料を載せます。

ソトカバナミシャク:前翅長11-12mm 出現月3-4E食餌植物ヤマツツジ、ウゴツクバネウツギ、サワフタギ、コマユミ、コゴメウツギ、メグスリノキ、イボタノキ、アセビ

ウスカバナミシャク:開張 16-21mm 出現月 3M-4食餌植物ミズナラ、ヤブデマリ、イタヤカエデ

ナカオビカバナミシャク:開張 17-21mm 出現月 5B-5M(3種類ともほぼ同じ)

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ヨホシナミシャク 前翅の付け根にある黒い長方形の紋が目印 撮影日:場所:2011/04/14

次に,出会ったのは2年前に会ったことがあるヨホシナミシャクです。今年改めてナミシャク亜科を見直しました。ソトカバナミシャクの外にもいることが分かり,止まっているナミシャク亜科の蛾を一匹ずつ写真を撮っていきました。
 すると,白っぽいものが居ましたので何枚か丁寧に撮りました。ヒメカバナミシャクと大変よく似ていて暫く苦労しました。胸部に近い所の黒い紋が長方形なのでヨホシナミシャクだと分かりました。
 写真の蛾には前翅中央より前縁に近い所に黒点がありますが,その黒点よりも前縁に近い所に細くて小さい黒紋がありヨホシでなくゴホシと呼んだ方が相応しい感じです。
 奇妙に感じるのは角(つの)のように前に突き出た短い突起物です。キバガ・ヤガ科なら理解できます。ナミシャク亜科にも目立つ種があるか調べましたら,結構居ることが分かりました。

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ナカアオナミシャク 腹に近い所が青く見える 撮影日:場所:2013/04/14

 次に紹介するのは今年初めてであったナカアオナミシャクです。2013年4月12日からソトカバナミシャクに似た蛾に気を付けていたら,何か白っぽい感じの蛾に目が止まりました。すかさずシャッターを押すと腹に近い中央(中の所)がわずかに青みがかった灰色の蛾が写っていました。
 中の部分が青みがかっているからナカアオと名付けられたのでしょう。年配の方なら緑色を青と表現しますが,この命名者は若い研究者だったので,そのままずばり青と表現したのだと思っています。この場合,青が一番無難だと思います。

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ソトカバナミシャク 黒点が目立つ 撮影日:場所:2013/04/14

短歌と五七五

 青以外 外に言葉が 見つからず そのままずばり ナカアオとなる

 ソトカバは 似たものあるが ポイントは 仲間内では 一番でかい 

 見つけたぞ 首の近くに ポイントを 長方形の 黒い紋あり

 名ばかりだ 五つもあるぞ ヨホシとは
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ヨホシナミシャク

こんばんは。

itotonbosanの 1年前の 2013/04/12の ヨホシナミシャク こちらでも見つけましたよ。

フタホシ まではハッキリ見えますが 前羽の縁の2個は 透かして見ました。

薄らと 黒い毛が立っているように見えました。

ヒドリガモ 達の冬鳥は もう北帰行時期ですね。

4月に入ると ツバメがやって来ます。 鳥たちも入れ替えの時期ですね。

拍手のポチ 押していますよ。

ツユヒメ さんへ

こんにちは。
ご訪問・コメント有り難うございます。

開張は標本にしたときの長さを測ったものです。
このときの注意は,前翅の後縁が水平になるまで上げています。
ですから,ツユヒメさんの測った長さよりも少し短くなります。
翅の幅が広い蛾ほどずれが大きくなります。

昔,蛾が止まったとき,翅頂から翅頂までを測って
開張だと思っていたときがありました。
「みんなで作る日本産蛾類図鑑」に出ている大きさより+に
大きくずれていて訳が分からなくなったときがありました。
それ以来,前翅長を測っています。
開張については次のサイトをご覧下さい。
ある蛾屋の記録→基本用語と基礎知識
http://www.jpmoth.org/~moth-love/yougo-syu/yo-gokaisetu.html

ヨホシナミシャクを写した方は,僅かしかいないので
よい資料になると思います。

ヨホシナミシャクの「ヨホシ」の意味は分かりませんが
もしかして幼虫のときの特徴を見て付けたのかも知れません。
オカモトトゲエダシャクの成虫には刺はありませんが
幼虫には刺状の突起があるからです。

拍手のポチ有り難うございます。
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