テングチョウ

2015年4月2日(木)
テングチョウ  撮影日:2015/04/02 場所:勿来の関

 タテハチョウ科テングチョウ亜科のテングチョウを紹介します。
 今日も,コツバメ広場(勿来の関で最初にコツバメが観察された広場です。私が名付けた名前です。)に車を止め,コツバメがいるか観察しました。しかし,いつもより2時間も早かったためか1匹しか見られませんでした。

 勿来の関散歩コースを一回りして,コツバメ広場に戻り回りを見回しました。コツバメは1匹も飛んでいません。コツバメを見つけるには見ていただけでは駄目です。歩き回るのが一番です。

 そこで,この広場を歩いてみました。すると,足下から昆虫が飛び上がりました。コツバメよりかなり大きい昆虫です。5m先の落ち葉の上に止まった昆虫はテングチョウです。去年,テングチョウを写しましたが,残念ながら翅表は写せませんでした。今日,やっとそれを写せる機会がやってきたのです。
テングチョウ
一年間待った甲斐がありやっと翅表を写せたテングチョウ。
 何度も逃げるテングチョウを追いかけてはパチリパチリと写しました。追いかけ回している内に気が付いたことは次の通りです。
①大きい葉(ホオノキの葉)の上に止まることが多いです。
②テングチョウは影になると,すぐ飛び立ってしまいます。
③テングチョウはコツバメに追い払われます。
④日光が沢山当たるように止まった後に向きを変えます。

テングチョウ
近付くのにうっかり影がテングチョウにかかると,すぐ飛び立ってしまうテングチョウ。
 テングチョウは顔の先に長い突起物(最後の写真黄矢印)があります。その突起物を下唇鬚(かしんひげ・かしんしゅ)といいます。この下唇鬚を天狗に見立ててテングチョウと名付けられました。

テングチョウ
3回とも大きな葉(ホオノキの葉)の上に止まるテングチョウ。
 翅裏は枯葉そっくりです。枯葉の柄を思わせる筋が下唇鬚の先まで伸びている擬態は見事です。その翅裏の様子はHP「Mushi Navi」<こちら>やブログ「みきの虫撮り友人帖」<こちら>に載っていますので見て下さい。

テングチョウ
珍しく葉の上でなく土の上に止まったテングチョウ。天狗の鼻のように長く伸びた下唇鬚 (かしんしゅ・かしんひげ)がはっきり写っています。黄矢印の部分です。

 科名 タテハチョウ科テングチョウ亜科
 和名 テングチョウ
 大きさ 前翅長19~29mm
 食餌動植物 幼虫はエノキ,リュウキュウエノキの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 活動月 3~6,9~11月
 特徴 天狗のように顔の先が尖っている。翅裏は枯葉そっくりです。成虫で越冬し、春先から見ることができますが、夏場は休眠し、秋に再び活動します。

顔の先 天狗のような 突起物


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Secre

こんばんは(*゜ー゜)v

北海道にはいないと思い込んでいたテングチョウ。

まさか北海道にもいるとは驚きました

いつか撮影してみたいものです

だんちょう さんへ

こんばんは。
テングチョウの分布はWikipediaからの引用です。
念のため私の愛用図鑑「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」でも調べました。
それによりますと北海道(少数例)となっておりました。

コメント返信欄では,
ブログ画面では♪になっていることに気が付きました。

画面によって表示が違うなんて初めて分かりました。
驚きました。
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