ヒトリガ科 コケガ亜科 鮮やかな色の蛾

ヒトリガ科 コケガ亜科 鮮やかな色の蛾
スジベニコケガ ゴマダラベニコケガ ハガタベニコケガ
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スジベニコケガ 撮影日:2011/05/26 場所:勿来の関

 コケガ亜科には鮮やかな色をした蛾が5種類います。黄・橙・黒の3色で彩られているので目をひきます。色の濃さには個体差があります。

 スジベニコケガゴマダラベニコケガは紋様が似ていますが,内横線がほとんど曲がらず直線的なのがゴマダラベニコケガです。それから,外横線線の黒い斑点がスジベニコケガのように長くなく短いのが特徴です。丁度その斑点がゴマ粒のようなのでゴママダラが転じてゴマダラになったのでしょう。
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ゴマダラベニコケガ 撮影日:2012/08/08 場所:勿来の関

 樹皮に着生するウメノキゴケなどの地衣類を幼虫は食べます。幼虫がコケを食べるのでコケガ亜科に分類されているのでしょう。勿来の関ではソメイヨシノやヤマザクラ等の樹皮にウメノキゴケが着生しているのが見られます。

 コケガ亜科の蛾は賢いと思います。コケを餌にしようと考えたからです。コケは寒い冬でも枯れずに木や岩に着生し1年中生育しています。誰も見向きもしないそんなコケを独り占めして食べるのですから大発生するのもうなずけます。

 発生の盛りには多くのコケガ亜科の蛾が,壁に止まっているので驚きます。

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ハガタベニコケガ 撮影日:2011/06/12 場所:勿来の関

 それに対して,スジベニコケガは外横線の黒い斑点が長く,中央線が緩い曲線になっています。♀は全体的に黄色っぽく一目で違いが分かります。灯火に飛来するのは,圧倒的に♂が多く♀はほとんど来ません。

 外横線がつながっているハガタベニコケガの♂は前翅前縁の中央が外の方に出っ張るように曲がっています。ですから上の写真では上の方が♂です。


短歌と五七五

 コケ食いは 邪魔者もなく 独り占め 賢く生きる スジベニコケガ

 盛りには 無数張り付き 肝つぶす



次回はコケガ科かカメムシです。


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