カザリバガ科とマルハキバガ科 下唇鬚が発達した蛾


カザリバガ科とマルハキバガ科 下唇鬚が発達した蛾
ベニモントガリホソガタテスジトガリホソガウスイロカザリバツマジロベニマルハキバガ
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ツマジロベニマルハキバガ この蛾に似たものは8種類もいます。 撮影日:2012/08/04 場所:勿来の関

 下唇鬚が発達した蛾はヤガ科ばかりではありません。

 カザリバガ科とマルハキバガ科にも存在します。これらの蛾はとても小さい蛾です。前翅長が1㎝にも満たない5~6㎜程度の蛾なのです。
 その体に似合わず牙のような大きな下唇鬚を持っている理由が私には分かりませんが,♀がこの下唇鬚の大きさや色艶で交尾相手を決めたり,♀の匂いを嗅ぐときに使ったりしているのでしょうか。

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ベニモントガリホソガ  右ウスイロカザリバ どちらの蛾も目の色は赤です。 撮影日:どちらも2012/07/19 場所:勿来の関

 カザリバガ科の特徴は名前に象徴されているように翅の模様が派手で着飾った感じがします。さらに,不思議にも派手なことには目の色が赤いのです。

 蛾に興味を持った頃は,小さな蛾には目もくれませんでした。なんか小さい「カ」のようなものが壁に止まっているとしか思いませんでした。しかし,カザリバガ科に属する蛾を撮ってからは,小さい蛾を無視せずに写真を撮り続けました。小さい方が大きい蛾より奇麗な蛾が多いことに気付いたからです。

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タテスジトガリホソガ 眼が異様に赤く目立っています。 撮影日:2012/09/12 場所:勿来の関

 私は,蛾に興味を持ってよかったと思っています。その訳は下の5つです。 ①写真を撮ろうと近付いても逃げない蛾が多い。
 ②チョウには,花の咲いている場所を探さないと会えないが,蛾はいつも同  じ場所で出会える。
 ③真冬でも活動する蛾がいるので1年中観察できる。
 ④昼でも夜でも,暇なときに観察できる。
⑤歩きながら観察でき,健康に役立つ。

 でも,気を付けた方が良いことが一つあります。
 それは,毒を持っている蛾には近付かない触らないということです。
 詳しいことは次回か次々回の毒蛾でお話しします。


五七五

 小さい蛾 見劣りしない この模様

 見事だな 小さい蛾ほど 手が込んで

 めかしこむ 5㎜の体 着飾って

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