ハナオイアツバ 下唇鬚を発達させた蛾


ハナオイアツバ 下唇鬚を発達させた蛾(ヤガ科クルマアチバ亜科)
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ハナオイアツバ 頭部から背中の方に伸びるL字状のものが下唇鬚です。 撮影日:2012/07/24 場所:勿来の関

 頭部にあって鼻のように見える部分を下唇鬚(かしんしゅ)といいます。匂いを感じ取ったり複眼(大きく見える目は小さな目の集まり)を掃除したりするそうです。

 下唇鬚が発達している蛾はヤガ科のアツバ亜科やクルマアツバ亜科に属する蛾とキバガ科・和名にキバガとつく蛾に見られます。

 大きさも形も大小様々です。その中でハナオイアツバの下唇鬚は特大で見事です。下唇鬚がこれほど発達した蛾に会えるとは思いもしませんでした。

 最初の蛾の名前は,ハナオイアツバです。漢字で表記したら鼻負厚羽となるでしょう。大きな下唇鬚を鼻にたとえて,それを背負っていると見立てたのでしょう。

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キスジハナオイアツバ この蛾も下唇鬚が頭部から背中の方に伸びています。 撮影日:2011/08/05 場所:勿来の関

 なぜ,匂いを感じ取る器官が2つもあるのでしょうか。
 ♀の匂いを感じ取るのはどちらなのでしょうか。
 また,餌の匂いはどちらで感じ取るのでしょうか。
 複眼の掃除はどのようにしているのでしょうか。


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ヒメハナマガリアツバ この蛾の下唇鬚は円弧のように曲がっています。 撮影日:2011/09/24 場所:勿来の関

 3番目の写真の蛾の下唇鬚も普通の蛾より大きなものです。この蛾の名はヒメハナマガリアツバですが,みんな曲がった下唇鬚を持っているのに,なぜこの蛾だけ特にマガリと名付けているのか疑問です。

 今回は疑問だけで終わってしまいましたが,下唇鬚について面白い発見をされたYAMKENさんの話を紹介します。
 それは,nabeさんの「蛾の掲示板」の中の「黒い物は? YAMKEN 投稿日:2012年04月01日 04:04 No.1187 」に載っています。是非御覧下さい。

http://rara.jp/nabenight/link68


五七五

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