ツマキシャチホコ

2014年11月25日(火)
ツマキシャチホコ   撮影日:2012/07/15 場所:勿来の関

 シャチホコガ科のツマキシャチホコを紹介します。
 一見,木の枝のように見える蛾です。キバラモクメキリガ<記事はこちら>に雰囲気が似ていますが,翅の色がこちらは銀白色なので区別がつきます。
ツマキシャチホコ
翅の外縁の外側に薄褐色の腹端が出ているのでヤガ科でなくシャチホコガ科かカレハガ科に属する蛾だと推測されるツマキシャチホコ
 それよりも大きく違うのは,ツマキシャチホコの翅頂付近には黄白色紋があることです。この紋の頭に近い方の内側には茶色の縁取りがあります。
 一方,キバラモクメキリガには,それの代わりに焦茶色の腎状紋と環状紋があるので,誰にでも簡単に区別がつきます。

ツマキシャチホコ
頭部が平でしかも,薄褐色なので木の枝に見えてしまうツマキシャチホコ。
 初めてこの蛾を見る方は,何の仲間に属する蛾か分からないと思います。
 でも,最初の写真を見ると翅の外へ白い毛が生えた腹端が出ていることに気付くことと思います。このような特徴はシャチホコガ科・カレハガ科の蛾に見られます。2枚目3枚目の写真には,腹端が見られませんが写す角度が違うからです。
 だから,たった1枚の写真で全てを表現するのは難しいので角度を変えて写した方が後で見たときに生きた資料として生きてきます。

ツマキシャチホコ
一見,キバラモクメキリガに似ていますが,翅頂付近に黄白色の紋があるので簡単に区別がつくツマキシャチホコ。

 科名 シャチホコガ科
 和名 ツマキシャチホコ
 大きさ 開張48~75mm
 食餌動植物 幼虫はミズナラ、コナラ、クヌギ、アラカシ、ウバメガシの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月(羽化する月) 6~8月
 特徴 翅頂の黄白色紋の内縁(頭に近い方)が赤褐色です。

腹端が 翅の外へ出る シャチホコガ

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コメントの投稿

Secre

素晴らしい蛾ですね、一度は拝見したいものです。

北海道にもいるんですね、何年も蛾をやっていますが、いまだみたことがありません。

ホストは市内でも割と普通にあるんですけどねぇ。

だんちょう さんへ

こんばんは。
ツマキシャチホコを見たときは,今まで見てきた
キバラモクメキリガとは違う紋様だったので嬉しくなりました。

このツマキシャチホコを見たのは,後にも先にも
2012/07/15だけです。
また,ツマキシャチホコに会いたいです。

まるで小枝

私の目から見ると小枝そのもの
のように見えます。
それにしても、面白い蛾ですね!

No title

こんばんは!
「葉巻」みたいな感じですね!
ハマキガかと思いましたよ^^;;
P★  P★!

ヒメオオ さんへ

おはようございます。
翅の色艶は小枝の表面のようで,
頭の色・形は,平で桜の枝の断面そのものです。
細工が緻密で驚きます。

●白雲 さんへ

おはようございます。
言われてみれば葉巻にも似ていますね。
ハマキガ科には,このような形の蛾はいませんが,
幼虫が葉を巻いて身を隠すので名付けられたようです。
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