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フトジマナミシャク

2014年11月13日(木)
フトジマナミシャク   撮影場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のフトジマナミシャクを紹介します。
 今日(2014年11月13日),建物の柱にフタトビスジナミシャクと思われる蛾が止まっていました。私はフタトビスジナミシャクだと思いました。ブログに載せる前にネットで確かめると,何か様子が違って見えます。
フトジマナミシャク
どことなくフタトビスジナミシャクとは違って見えたフトジマナミシャク。 2014/11/13
 どこが違うか最初は,分かりませんでしたが,外横線の様子がフタトビスジナミシャクと違うことに気付きました。もっと違う所もありますが,外横線の形状を比べた方が簡単です。

 外横線の違いは次の通りです。
 ①フトジマナミシャク  ・・・外横線が細かく,くねくねと曲がっています。
 ②フタトビスジナミシャク・・・外横線は,それほど細かく曲がりません。

 以前のフタトビスジナミシャクの記事は<こちら>です。

フトジマナミシャク
水矢印(中横線)と桃矢印(外横線)の形状が違うフトジマナミシャク。
この様にくねくねと曲がっている方がフトジマナミシャクです。 2011/11/30

 私のHP「北茨城・勿来 周辺の博物誌」→「シャクガ科 ナミシャク亜科1」に掲載した画像の名前を「フタトビスジナミシャク」から「フトジマナミシャク」と近日中に改めさせて頂きます。
 HPを作成しているときには,蛾の同定は駆け出しでした。それで見極め不足のため,いくつか同定の間違いがあり気付き次第訂正しております。

フタトビスジナミシャク
中横線も外横線もどちらもくねくね曲がらないフタトビスジナミシャク。 2011/04/30

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 フトジマナミシャク
 大きさ 開張17~22mm,前翅長15mm(ずれが大き過ぎます。) 
 食餌動植物 幼虫はニンジン,ミツバ,アブラナ科野菜,センダングサの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 出現月(羽化する月) 6~7月,9~11月
 特徴 フタトビスジナミシャクに似ていてポイントが分からないと迷います。

フトジマは 外横線が くねくねと

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