FC2ブログ

コフサヤガ 翅を折りたたむ蛾2

コフサヤガ 翅を折りたたむ蛾2
st0189_convert_20130330092919.jpg
コフサヤガ 普通見るのは翅を折りたたんでいる姿です。 撮影日:2012/05/13 場所:勿来の関

 最初にこの蛾を見たときには翅がぼろぼろになっている蛾が居ると思いました。茶色で細い翅だったからです。画像を見てみると羽化の失敗で翅がこじれているように見えてしまいました。
 でもこれが止まっているときの普通の姿なのです。

 この蛾の同定には1年以上かかりました。

 折りたたんでいるときの写真は図鑑に載っていません。いくら探しても分からないので,諦めていました。
 ところがあるとき偶然にも似た画像を見つけました。でも,ここからも時間がかかりました。フサヤガというよく似た蛾いたからです。


st0183_convert_20130330092826.jpg
コフサヤガ 翅を広げ飛び立つ用意をしているのでしょうか。 撮影日:2012/11/17 場所:勿来の関

 前翅長が17mm以上あったらフサヤガ,前翅長が15mm以下だったらコフサヤガだと分かりました。今度見つけたとき必ず前翅長を測ってどちらなのか決定しようと辛抱強く待っていました。
 すると,2012/11/17に出現してくれました。前翅長を測ると15~16mmありました。17mm以下だったのでコフサヤガだと分かりました。

 蛾の同定には翅の大きさ(前翅長)を測ることも大切であると分かりました。 でも,実際には,写真を撮ると分かったような気がして,大きさを測らないでしまうことが多いです。

 勿来の関にはコフサヤガの食餌植物であるヤマウルシ,ヌルデ,コナラが沢山見られるのでもっと灯りに飛来して来てもよいのに数は少ないです。

このコフサヤガもオカモトトゲエダシャクと同様に翅を折りたたんで止まります。コフサヤガの出現月は6月から9月です。暖かい時期に姿を現すのになぜ翅を折りたたむ必要があるのか疑問がわいてきました。

 2番目の写真は11月17日に撮った写真です。11月中旬頃は暑くはないので翅を折りたたんでいれば理屈に合います。翅を伸ばしているのはいつでも羽ばたけるように準備をしているからなのでしょうか。

 最初の写真は5月中旬で過ごしやすい気温の頃です。昆虫は気温が15度以上ならば活動できると昆虫に詳しい方がお話ししておりました。でも,翅は折りたたまれています。この蛾はとても寒がりなのでしょうか。もう,私は訳が分からなくなりました。

 私がオカモトトゲエダシャクのところで考えた仮説に合った様子なのは最後の写真だけです。

st0191_convert_20130330092957.jpg
コフサヤガ 寒さしのぎに翅を折りたたんでいるのでしょうか。 撮影日:2011/12/27 場所:勿来の関

 翅を折りたたんで止まる蛾が2種類いるのを紹介しただけで終わってしまいました。

 翅を折りたたむときはどんなときなのか真相を知りたいです。

 コフサヤガは越冬しないとされていますが,最後の写真を撮ったのは12月27日ですから越冬していても不思議ではないと思います。


五七五

 翅の長さ 短いならば コフサヤガ
関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 写真ブログ
ジャンル : ブログ

tag : コフサヤガ

コメントの投稿

Secre

クリック応援お願いします。
リンク
長方形で囲まれた日を押すとその日の記事がでます。
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
分野別にまとめてあります。関心のある分野の記事が続けて見られます。
多くの蛾を一度にたくさん見るときには  「蛾の掲載数」 をクリックして下さい。
最新記事:上にあるものほど新しい記事です。
月毎に記事がまとめて見られます。
最新コメント
検索フォーム
掲載写真
RSSリンクの表示
月齢カレンダー
月齢を見て蛾の飛来数を予測しています。
月齢による蛾の飛来数予測