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カブラヤガ

2014年11月5日(水)
カブラヤガ   撮影場所:勿来の関

 ヤガ科モンヤガ亜科のカブラヤガを紹介します。
 花壇の仕事をしていたとき,マリーコールドの苗が根際から切られていることがありました。誰の仕業か分からないでいると先輩が
「それはヨトウムシの仕業です。近くを探すとカブトムシの幼虫のようなものが見つかりますよ。」
と教えて下さいました。近くを探すと丸々と太った幼虫が見つかりました。
カブラヤガ
縁毛がほとんど無いので擦れたカブラヤガ雄です。2011/09/26
 この幼虫は昼間は地面近くに隠れていて,夜になると出て来て葉を食べてしまうのです。だから,ヨトウムシと呼ばれたり,ときには根際をかじり,せっかく大きくなってきた苗を駄目にしてしまうのでネキリムシとも呼ばれたりしています。

カブラヤガ
触角が櫛歯状なのでカブラヤガの雄です。
この個体は縁毛が生え揃っているので羽化後あまり時間が経っていないことが分かります。2013/10/07

 去年までは雄ばかりでしたが,今年は珍しく雌が明かりに飛来して来ました。自然界で雌は子孫を残すために慎重に行動しているようで,明かりに集まってくるのは,ほとんど雄ばかりです。
 何故,雄雌が分かったかといえば触角が櫛歯状か糸状かで雄雌が分かるからです。
雄は櫛歯状の触角を持っていて,雌は糸状なのです。

カブラヤガ
触角が糸状なのでカブラヤガの雌です。雌が灯火に飛来するのはあまり無いことなので珍しいことです。2014/10/31

 科名 ヤガ科モンヤガ亜科
 和名 カブラヤガ
 大きさ 前翅長16~20mm
 食餌動植物 幼虫はマメ科、イネ科、アブラナ科、サトイモ科、シソ科、セリ科、バラ科、ナス科、キク科、ユリ科、ネギ科、ウリ科など、さまざまな植物を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄
 出現月(羽化する月) 4~5月,7~10月
 特徴 幼虫は昼間,地表に潜み夜間,植物に上がって葉を食べます。
     草花や作物の苗の根際を切断するのでネキリムシと呼ばれています。
     ♂の触角は櫛歯状です。

雄雌は 髭の様子を 見りゃ分かる

カブラヤガ 雌が来るとは 珍しや


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