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ウラギンヒョウモン

2014年10月4日(土)
ウラギンヒョウモン   撮影日:2014/10/04 場所:北茨城市

 チョウ目タテハチョウ科のウラギンヒョウモンを紹介します。
 いつも通る海岸通りでなく北茨城市関本町の方から勿来の関へ向かいました。途中,ジニア(ヒャクニチソウ)が咲いている畑がありました。花といえばチョウの仲間が蜜吸いに来ているはずです。近づくとセセリチョウの仲間・ヒョウモンチョウの仲間が蜜吸いをしているのが見えました。
ウラギンヒョウモン
翅表のヒョウモンの模様は残念ながら写せませんでしたが,翅裏の紋様の方が同定に役立つウラギンヒョウモン
 早速,ヒョウモンチョウを狙ってパチリパチリと撮りました。あいにくジニア(ヒャクニチソウ)の背丈が高く翅の表面は撮れませんでしたが,がっかりはしませんでした。翅表より翅裏が写っている写真の方がヒョウモンチョウ類は同定がしやすいからです。

ウラギンヒョウモン
多くの白紋が並んでいますが,それを銀に見立ててウラギンヒョウモンと名付けられました。
 写した写真を見たときに,後翅裏は白紋が多く白っぽいヒョウモンチョウだと感じました。初見のチョウなので嬉しくなりました。空色矢印(最後の写真)で示したように外縁に沿って白い白紋が並んでいます。この白紋の形がポイントです。半円形をしているので,このチョウはウラギンヒョウモンであると分かりました。
 翅裏にある白紋を銀に見立てて,ウラギンヒョウモンと名付けたのでしょう。

ウラギンヒョウモン
外縁に沿って並ぶ白紋(空色矢印)の形がポイントのウラギンヒョウモン。この白紋が半円形ならばウラギンヒョウモンです。

 科名 チョウ目タテハチョウ科
 和名 ウラギンヒョウモン
 大きさ 前翅27~36mm
 食餌動植物 幼虫は,タチツボスミレ,エゾノタチツボスミレ,スミレ,シロスミレの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月)6~7月,9月
 特徴 6月頃現れ真夏に夏眠し9月頃又活動するそうです。

翅の裏に 白紋多く ウラギンと

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tag : ウラギンヒョウモン

コメントの投稿

Secre

凄っ!

おはようございます!
稀少なウラギンヒョウモンをGETとは!
・・・凄いですね!@@
そのウラギンが、何処にでも咲いている一般的な花で吸蜜している姿は・・・どこかアンバランスな感じがします!^^;;;;;

オオウラギンヒョウモンだと、絶滅危惧種でしょう? P★! P★!

●白雲 さんへ

こんばんは。
全くの偶然だと思います。
今日(2014年10月8日),同じ所に行きましたが,
ウラギンヒョウモンの姿は見られませんでした。
観察場所を変えると見られる昆虫も違うことが分かりました。
また,ウラギンヒョウモンに会いたいです。
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