ホシヒメホウジャク

2014年9月29日(月)
ホシヒメホウジャク   撮影場所:北茨城市・勿来の関

 スズメガ科ホウジャク亜科のホシヒメホウジャクを紹介します。
 カワチ薬局に用があって行くと東側ドアの天井に見慣れた蛾がぶら下がっていました。天井が高くてピントがあった写真が撮れないので網で捕ることにしました。近付く網に驚いて逃げるかと思いましたが,網に掴まってくれたので写真を撮ることができました。
 この場所は田の真ん中で食餌植物のヘクソカズラが,近くには生育していません。
 しかし,北に200m離れた大北川の河岸には草木が生い茂っているので,そこから飛んできたものと思われます。
ホシヒメホウジャク
天井にぶら下がっているホシヒメホウジャクを網に掴ませてそっと下ろしました。おとなしくしている間に写真を撮りました。
半円状のものが左右に2つずつ前翅から出ていますが,それは後翅がはみ出ているからです。 2014/09/30

 フタコブラクダのように前翅前縁から出ている部分は後翅です。
 この蛾はハチドリのように空中で羽ばたきながら止まって花の蜜を吸います。
 私の推論ですが,クロホウジャク・フリッツェホウジャクは後翅の付け根の方が橙色でホシヒメホウジャクに似ています。これはそれらの蛾が,ホシヒメホウジャクとホシホウジャクに擬態しているからだと思うのです。

ホシヒメホウジャク
後翅が橙色で目立つ色をしているホシヒメホウジャク。 2012/05/05
 ホシヒメホウジャクとホシホウジャクの食餌植物はヘクソカズラです。その植物の葉・茎を揉むと嫌な匂いがします。毒の成分があるからそのような匂いがします。この毒をホシヒメホウジャクとホシホウジャクは体に溜め込んで天敵から身を守っていると思うのです。
 食べても上手くないことを強調するために後翅をわざわざ目立つ橙色にしているのでしょう。この点を利用しているのがクロホウジャクとフリッツェホウジャクだと私は思っています。

ホシヒメホウジャク
大きくて円らな瞳が可愛いホシヒメホウジャク。 2012/05/05

 科名 スズメガ科ホウジャク亜科
 和名 ホシヒメホウジャク
 大きさ 開張35~40mm
 食餌動植物 幼虫はヘクソカズラの葉を食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州
 出現月(羽化する月)6~7,8~10月
 特徴 成虫は昼行性で花の蜜を吸います。

空中に 止まって花の 蜜を吸う

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Secre

こんばんは(^O^)

かわいいですねぇ。
北海道にもいるんですね!?

いつかみてみたいです。

だんちょう さんへ

ハチドリのように空中に静止して蜜吸いをしていたので
ハチドリと思ってしまいました。
そのとき後翅の黄色が目立ちました。
ハナトラノオのような蜜腺が奥深い花の蜜を昼間吸っていました。
灯火にも飛来します。
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