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ミドリヒョウモン

2014年9月11日(水)
ミドリヒョウモン   撮影日:2014/09/10 場所:勿来の関

 チョウ目タテハチョウ科のミドリヒョウモンを紹介します。
 勿来の関には1mくらいのアザミの仲間(以後アザミ)が現在,開花しています。この花の出す蜜を求めて,チョウの仲間が突然飛来します。
ミドリヒョウモン
全開すると華やかな豹紋模様が見られるミドリヒョウモン。一見,メスグロヒョウモンと紋様が似ています。
ですから翅裏も写すと同定が楽になります。

 晴天や薄曇りのときには飛来してくる可能性が高いです。この日もセセリチョウが蜜を吸っているところに突然,ミドリヒョウモンが姿を現しました。
 不思議にも翅を大きく開いたり,閉じたりしながら蜜を吸います。全開したときと閉じたときをねらってシャッターを押します。全開してからですと遅いので少し早めに押します。

ミドリヒョウモン
ミドリヒョウモンの翅開閉に合わせてシャッターを押しますがタイミングがずれてしまいます。
 すぐ飛び去っても,アザミの花は1本しか咲いていませんので安心です。動かずカメラを構えたままで待っていればシャッターチャンスが訪れます。翅の表だけでなく裏も必ず写そうと心掛けたので,ミドリヒョウモンであると苦労せず同定することができました。
 後翅裏にある白と褐色の筋模様はミドリヒョウモンにしか見られません。
 メスグロヒョウモンの記事は<こちら>です。

ミドリヒョウモン
後翅の裏模様が独特なミドリヒョウモン。その部分が緑色を帯びるのでミドリヒョウモンと呼ばれます。

 科名 チョウ目タテハチョウ科
 和名 ミドリヒョウモン
 大きさ 前翅長31~40mm
 食餌動植物 幼虫はスミレ類を食べます。 
 分布 北海道・本州・四国・九州
 活動月 5~6月,9~10月
 特徴 夏の暑い時期は夏眠するので初夏と秋に姿が見られます。

似ているが 決め手は裏の 筋模様

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