シャガ 春の花4

シャガ 春の花
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シャガ  橙色と青い斑点がこの花を彩る  撮影日:2010/05/17

①名のいわれ
 葉の様子が似ているヒオウギと見誤りシャガにヒオウギの漢名「射干」を当てしまいました。日本でその漢字をそのまま字の通りに呼んでシャガになったようです。

②特徴
 ある植物の観察会で気になっている植物がありました。林床に三枚程度の光沢がある葉をもった植物が群生しています。それらの葉は扇を開いたように横に広がっています。さらに,直立せず少し斜めに傾いています。
 誰も聞く人が居らず恥ずかしかったのですが講師の先生に尋ねました。
「先生,ここにある光沢の葉をした植物は何といいますか。」
「はい。シャガです。」
と先生は,すかさず答えられました。私もこのように植物に明るい人になりたいと思いながら,また,尋ねました。
「先生。葉だけしかありませんが花は咲きますか。」
「はい。5月頃橙色と青い斑点のある白っぽい花が咲きます。」
忘れないうちにこの植物の名を書きました。

 薄暗い所に咲くこの花を好きになれないでいました。しかし,写した写真を見た瞬間,斑点がこの花を引き立てていて奇麗だなと感じました。それから好きな花になりました。花の中央にある雌しべは先が細かく分かれ更に印象深くなりました。
 花は朝開いて夕方はしぼみ,1日も持ちませんが,もう次に開花する花が蕾となって左に見えています。そして,更にその蕾の付け根には小さな蕾が控えています。こうしてシャガは次々と花を咲かせています。
 ところで,このシャガには実はできません。それなのに群生しています。なぜでしょう。ヒガンバナと同じく3倍体なので種子はできませんが,根茎が横に伸びて仲間を殖やしています。でも,中国には種子ができるシャガがあります。

③短歌と五七五

 朝開き 夕にはしぼむ シャガの花 次なる出番 待つ蕾かな

 ヒオウギと 見まちがわれて シャガとなる

 実はできず 根茎伸びて 仲間殖え

 素敵だな 外花被片の 斑点が


次回はセンボンヤリかハナネコノメ・クモキリソウのもとの名は・ガマの仲間
・クサアジサイ・ニッコウキスゲ・マタタビ・サルナシ・ヒツジグサ・オオマツヨイクサ
・3月に見られた蛾  のうちのいずれかを計画しています。

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