ウスグロツヅリガ

2014年7月31日(木)
ウスグロツヅリガ   撮影日:2014/06/15①②,07/27③ 場所:勿来の関

 メイガ科ツヅリガ亜科のウスグロツヅリガを紹介します。
 画像を見た瞬間初見の蛾だと思いましたが,あまり嬉しくはありませんでした。こんな黒い蛾は名前がないかも知れないと思ったからです。ただ,頭だけが薄褐色という特徴があるので,もしかしたら分かるかも知れないと思いました。
ウスグロツヅリガ
①黒い翅に頭だけが薄褐色のウスグロツヅリガ。外縁よりに黒い筋があります。
 名前を調べる手がかりは,もう一つありました。それは,触角を翅に乗せて止まっていることです。つまり,ツトガ科かメイガ科に属する蛾だということです。翅の色に黄色があればツトガ科になりますが,黒一色なのでメイガ科を探しました。

ウスグロツヅリガ
②触角を翅に乗せて止まっているのでツトガ科・メイガ科かも知れないと思って探したウスグロツヅリガ
 「みんなで作る日本産蛾類図鑑」は資料が豊富ですが,探すのには手間がかかるので,いつものように「四国産蛾類図鑑」ツヅリガ亜科から探し始めると,最初の方に似た画像がありました。蛾の名前はウスグロツヅリガでした。

 この蛾の幼虫は,ミツバチの巣を食べたり,幼虫・蛹の体液を吸ったりして成長します。養蜂家にとっては害虫となる蛾です。

 ところで,この蛾以外にもハチの巣を餌にする蛾がいました。
 私には近くにハチの巣もないのに,どうしてそれを餌にする蛾がいるのか不思議でたまりませんでした。
 でも,7月下旬になってやっと謎が解けました。勿来の関を管理している方から「建物の瓦の隙間にミツバチが巣を作っていて6月下旬の頃,分封したことがあるんです。」という話を聞いたからです。

ウスグロツヅリガ
③この幼虫がミツバチの巣を食べたり幼虫・蛹の体液を吸ったりするウスグロツヅリガ。

 科名 メイガ科ツヅリガ亜科
 和名 ウスグロツヅリガ
 大きさ 前翅長 ♀は約14mm ♂は約9.5mm
 食餌動植物 幼虫は,ミツバチの巣を食べたり,ミツバチの幼虫や蛹の体液を吸ったりします。
 分布 本州,九州,対馬,屋久島
 出現月 5~6月,9月
 特徴 養蜂家はスムシと呼んでますが,ミツバチの巣を荒らす害虫なので,しばしば点検して退治しています。
 養蜂家はスムシが巣屑を食べて成長しないように,常に清潔にしておくそうです。


巣が食われ ミツバチ困り 逃げていく
 
驚きだ 蛾でありながら ハチに勝ち



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