ツマキホソハマキモドキ 美麗種

2014年7月10日(木)
ツマキホソハマキモドキ 美麗種撮影日:2014/06/23 場所:勿来の関

 ホソハマキモドキガ科のツマキホソハマキモドキを紹介します。
 2010年7月3日に初めてこの蛾の写真を撮ることができました。そのときは,平潟小北にあるトンボ沼(私が分かりやすいように名付けた名称です。)にアオモンイトトンボを写しに行ったときでした。撮影中にふと脇のショウブの茎を見ると,見たことがない奇麗な昆虫が止まっていました。

 撮った後からが大変でした。どこを探しても似た画像が見つからないのです。2010年から,勿来の関にはどんな蛾がいるか取り組み始めたばかりで何も分からないでいたからです。名前が分かるまでには1年以上かかりました。何しろ,ホソハマキモドキガ科という小さな科などあること自体分かりませんでした。
ツマキホソハマキモドキ
奇麗な蛾でしたが一年以上も名が分からないでいたツマキホソハマキモドキ
 灯火採集で撮った写真を掲載しているサイトを探しても見つかる訳がありません。どうやらツマキホソハマキモドキは昼行性らしいのです。それを裏付けるようにサイトに載っている写真は,布・ネットではなくショウブに止まっています。

ツマキホソハマキモドキ
後ろの足を動かして触角と思わせているというツマキホソハマキモドキ。
 ツマキホソハマキモドキは外の蛾には見られない行動をとります。それは止まっているとき,両方の後ろ足を動かす行動です。
 この行動を次のように考えている人がいます。天敵に動いている後ろ足を触角と思わせ頭部への攻撃を避けているというのです。
 3枚の写真は同じ蛾を続けて撮ったものです。触角は動いていないのに足の位置は変化しています。

ツマキホソハマキモドキ
翅のつまの方(=端の方)が黄色なのが名の由来であるツマキホソハマキモドキ。
 資料が何も無くて確かなことは言えませんが,最後の写真がツマキホソハマキモドキの巣だと思っています。葉を2つに折って白い糸で周りを囲んでいます。
 翅の端(つま:はしの意味)が橙色なのが名の由来です。

ツマキホソハマキモドキの巣?
白い糸を張り巡らして作ったツマキホソハマキモドキの巣。上の巣は先端を折り返しています。下にも巣があります。

 科名 ホソハマキモドキガ科ホソハマキモドキガ亜科
 和名 ツマキホソハマキモドキ
 大きさ 開張15~19mm
 食餌動植物 幼虫はショウブ、セキショウの茎を食べます。
 分布 本州,四国,九州,対馬
 出現月 6~8月
 特徴 止まっているとき後ろ足を動かします。
     糸を張り巡らして巣を作るようです。

だましてる 足動かして 触角に



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No title

綺麗ですね。

南国風の蛾ですね。

この様な綺麗な蛾が北海道にもいてくれればいいのですが。

だんちょう さんへ

奇麗な蛾でした。
ショウブは北海道にも分布しているようですが
ツマキホソハマキモドキの方が寒いところでは生活できないのでしょうか。
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