マメドクガ

2014年6月29日(日)
マメドクガ

 ドクガ科のマメドクガを紹介します。
 勿来の関では毎年,6月下旬になるとマメドクガが見られます。このドクガも怖がる必要はありません。毒針毛を持たない蛾だからです。
 マメドクガの雌雄は,翅の色よりも触角の様子で区別した方が確実です。ヒメシロモンドクガと違って雌でも焦茶色のがいれば,雄でも薄茶色のがいるからです。
マメドクガ
長くて大きな触角を持つ雄のマメドクガ。 撮影日:2011/06/24 場所:勿来の関
 でも,触角の様子を見て判断すれば間違いはありません。最初の写真のように長くて大きい櫛歯状の触角を持つ個体は雄で,2番目の写真のように貧弱な触角を持つのは雌だからです。

マメドクガ
雄と比べると貧弱な触角を持つ雌のマメドクガ。 撮影日:2011/06/28 場所:勿来の関
 どうして,このような違いが生まれたのか蛾の習性を考えれば分かります。
 ①蛾の多くは夜,行動します。
 ②そのとき一番,頼りになるのは触角です。
 ③雄は雌がどこに居るか,雌の出すフェロモン(匂い)を触角で嗅ぎ取って見つけます。
 ④速く確実に匂いを嗅ぎ取るために雄の触角が大きくなっているのです。

マメドクガ
ドクガでも毒針毛を持たない安心なマメドクガ。毛深い足の突き出しと立派な触角でドクガ科を連想させます。
 撮影日:2014/06/28 場所:勿来の関

 科名 ドクガ科
 和名 マメドクガ
 大きさ 開張♂29~40mm,♀42~47mm
 食餌植物 幼虫はダイズ、フジ、カイドウ、ケヤキ、ウツギ、コナラ、クヌギ、エノキ、バラを食べます。
 分布 北海道・本州・四国・九州・与那国島
 出現月 6月~9月
 特徴 幼虫は毒針毛を持ちませんが,強い接触で軽い発赤を生じ1時間程度で治るそうです。
     雌の方が雄より大きいです。

雄雌は 色よりヒゲが 確実だ   (ヒゲ=触角)


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