トウゴクサバノオ 春の花5

トウゴクサバノオ 春の花20
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トウゴクサバノオ  黄色い花びらがこの花を引き立てています  撮影日:どちらも 2010/04/06

①名のいわれ

 分布は宮城県以西です。関西から西日本にも見られるのに何故と思われるでしょうが,関東地方に多いといいます。そういう意味でトウゴクとよばれるのでしょう。
 更に,2個の実のつき方がVの字を少し左右に開いた形なので,それをサバ(鯖)の尾に見たてて名付けられました。

②特徴

 私は,てっきり白っぽくて大きなものが花弁だと思っていました。
 ところが,何とそれは花弁ではなく萼で黄色っぽく見える小さなものが本当の花びらだと知り驚きました。
 おそらく,このトウゴクサバノオが咲く頃は寒いので花全体を萼で守る必要があったからでしょう。萼は厚いので,それには向いているように思われます。
では,本来の花はどんな役目を果たしているのでしょう。
 昆虫が訪れてくれるように何か工夫をしているように思われます。橙色に光って蜜があるように見せていると私には思えるからです。

 トウゴクサバノオもカタクリ・ニリンソウ等のようにいち早く成長して種子を作ってしまいます。そうしなければ周囲にある木の葉が茂り暗くなってしまいます。もうそうなってからは光が当たらず枯れるばかりです。

 この植物は小さいので注意して歩かないと見過ごしてしまいます。

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③写真撮りの苦労

 私が写真を撮り始めた頃は,真正面や真上からしか写していませんでした。だから固い感じの作品になっていました。
 あるとき,山野草の花を写しに来た人と話しているうちに「横からや斜めから写した方が良い作品ができますよ。」と教わりました。それ以来花の作りがよく分かる写真が増えました。
 白い花と黄色い花・薄くて淡い色は色がとんでしまって斑無く奇麗に写すのは難しいと感じています。このトウゴクサバノオの萼は白いので萼にある筋を出すのに苦労しました。
 
 このトウゴクサバノオは弱々しい植物で直ぐ風に揺れてしまいタイミングよくシャッターをきるのに苦労しました。



トウゴクサバノオ  角度を変えて写すと花の作りが分かります。  
撮影日:2010/04/06




④短歌と五七五

 花びらは 白く大きな ものでなく 橙色で 小さいものが

 角度変え 写してみれば 良さが出る

 実の形 鯖の尾に似て 名付けられ

 この花を 橙色が 引き立てる

 主役だな 橙色の 花びらは

 はっとして 橙色を じっと見る



明日はセンボンヤリかハナネコノメ・クモキリソウのもとの名は
・ガマの仲間・ネムノキ・オオマツヨイクサ  のうちのいずれかを計画しています。
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