アトスジグロナミシャク

2014年6月13日(金)
アトスジグロナミシャク   撮影場所:勿来の関

 シャクガ科ナミシャク亜科のアトスジグロナミシャクを紹介します。
 シロシタトビイロナミシャクと似ていて,しばらくの間混同していました。間違いに気付いたのは「新・蛾像掲示板」に投稿された画像を見たときでした。シロシタトビイロナミシャクとばかり思っていましたら,驚くことにアトスジグロナミシャクとなっていたからです。
アトスジグロナミシャク
前翅後縁には2本の黒筋が見られるアトスジグロナミシャク。 2014/06/02

 そこでどこが違うのか検討しました。
 アトスジグロナミシャクの特徴は次の通りです。
 ①前翅後縁にある2本の黒筋(桃矢印と水矢印)は下の方(水矢印)が少し長くなっています。

 シロシタトビイロナミシャクの特徴は次の通りです。
 ②3本の黒筋(赤・黄・緑の各矢印)があります。
 ③一番下の黒筋(緑矢印)が上の黒筋(黄矢印)より短く,斜めに出る線(白矢印)があります。

 2枚目の写真の蛾は特徴①なのでアトスジグロナミシャクです。

アトスジグロナミシャク
2本の黒筋のうち下の方(水矢印)が長くなっているアトスジグロナミシャク。 2014/06/07

 どちらも前翅後縁に黒い筋があるのでアトスジグロとなり命名するとき困ったと思われます。
 ただ,最後の蛾は後翅(下の方の翅)が白く褐色(鳶色)なのでシロシタトビイロナミシャクになったものと思われます。
 でも,アトスジグロナミシャクの後翅の色が何色か知りたいので来年,見つけたらビニル袋に入れて確かめようと思っています。

シロシタトビイロナミシャク
3つも黒い筋があるシロシタトビイロナミシャク。一番下の黒筋(緑矢印)からは斜めに出る線(白矢印)が見られます。2011/05/20

 科名 シャクガ科ナミシャク亜科
 和名 アトスジグロナミシャク
 大きさ 開張27~30mm
 食餌植物 幼虫はヒノキ科(カイヅカイブキ)の葉を食べます。
 分布 本州(東北地方以南),四国,九州,対馬
 出現月 5~6月
 特徴 晩春から初夏にのみ出現します。
     前翅後縁に下側の方が少し長い2本の黒筋があります。

黒筋の 数と長さで 違い知る


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