勿来の関で見られた蛾12
2014年6月8日(日)
勿来の関で見られた蛾12 撮影日:2014/06/09 場所:勿来の関

①アセビツバメスガ?(スガ科)
シロツバメスガと似ていて外見だけでの同定は困難です。
シロツバメスガの幼虫は何を食べるのか,まだ分かっておりません。
アセビツバメスガの幼虫はアセビを食べます。そのアセビは勿来の関に沢山分布していますのでアセビツバメスガとしました。
何科に属する蛾なのか分からず名前調べが大変でした。

②クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
翅を屋根形にして腹端を出して止まっていればシャチホコガ科を調べると速く見つかります。

③クロマダラシロヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキ亜科)
ハマキガ科の蛾は触角を翅の下に置かず,外から見えるようにして止まっています。
2本の黄矢印の間に白い筋が何本か見られます。このような模様をヒメハマキ模様といいます。こんな模様が見られる蛾はヒメハマキ亜科を調べると速く見つかります。この蛾は未見の蛾でしたが,ヒメハマキ模様から名前は速く分かりました。

④モモスズメ(スズメガ科)
幼虫食餌植物はサクラ、ヤマブキ、ウワミズザクラです。これらは勿来の関に沢山分布していますのでモモスズメは普通に見られます。
後翅の色の桃色が名の由来だと思われます。

⑤トビギンスジシャチホコ(シャチホコガ科)
茶色の地に前翅前縁が白く光る筋模様なのでトビギンスジシャチホコと名付けられたのでしょう。トビとは鳶の羽のような茶褐色を意味しています。
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①アセビツバメスガ?(スガ科)
シロツバメスガと似ていて外見だけでの同定は困難です。
シロツバメスガの幼虫は何を食べるのか,まだ分かっておりません。
アセビツバメスガの幼虫はアセビを食べます。そのアセビは勿来の関に沢山分布していますのでアセビツバメスガとしました。
何科に属する蛾なのか分からず名前調べが大変でした。

②クワゴモドキシャチホコ(シャチホコガ科)
翅を屋根形にして腹端を出して止まっていればシャチホコガ科を調べると速く見つかります。

③クロマダラシロヒメハマキ(ハマキガ科ヒメハマキ亜科)
ハマキガ科の蛾は触角を翅の下に置かず,外から見えるようにして止まっています。
2本の黄矢印の間に白い筋が何本か見られます。このような模様をヒメハマキ模様といいます。こんな模様が見られる蛾はヒメハマキ亜科を調べると速く見つかります。この蛾は未見の蛾でしたが,ヒメハマキ模様から名前は速く分かりました。

④モモスズメ(スズメガ科)
幼虫食餌植物はサクラ、ヤマブキ、ウワミズザクラです。これらは勿来の関に沢山分布していますのでモモスズメは普通に見られます。
後翅の色の桃色が名の由来だと思われます。

⑤トビギンスジシャチホコ(シャチホコガ科)
茶色の地に前翅前縁が白く光る筋模様なのでトビギンスジシャチホコと名付けられたのでしょう。トビとは鳶の羽のような茶褐色を意味しています。
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コメントの投稿
No title
こんばんは!
アセビツバメスガいいですね、こちらでは見た事がありませんが、そちらには普通なのでしょうか?
色彩模様がぐっときますねぇ。
アセビツバメスガいいですね、こちらでは見た事がありませんが、そちらには普通なのでしょうか?
色彩模様がぐっときますねぇ。
だんちょう さんへ
おはようございます。
毎年,アセビツバメスガは普通に見られます。
体色が白いので上手く写らないことがあります。
北海道では見られないと聞きアセビの分布を調べると北海道にはないようです。
しかし,アセビツバメスガは北海道に分布していると表記されていました。
もう一つの食餌植物ハナヒリノキが北海道に分布しているからなのでしょう。
毎年,アセビツバメスガは普通に見られます。
体色が白いので上手く写らないことがあります。
北海道では見られないと聞きアセビの分布を調べると北海道にはないようです。
しかし,アセビツバメスガは北海道に分布していると表記されていました。
もう一つの食餌植物ハナヒリノキが北海道に分布しているからなのでしょう。