マドガ

2014年5月24日(土)
マドガ

 マドガ科のマドガを紹介します。
 いつものようにハルジオンの花を覗いたらマドガが蜜吸いをしていました。前に会ったときは逃げられてしまい良い写真が撮れませんでした。今回は食事中(ハルジオンの蜜吸い)のため逃げられずに済みました。

 夜行性の蛾が多い中で,マドガは数少ない昼行性の蛾です。私が見た昼行性の蛾の名前をあげますと次のようなものです。
 ①イカリモンガ(昼間,花の蜜吸いをしていました。)
 ②ウメエダシャク(栗の花の回りを飛び回っていました。)
 ③ヒロオビトンボエダシャク(栗の花の回りを飛び回っていました。)
 ④キンモンガ(葉の上に止まっていたり,飛んでいたりしていました。)
 ⑤カノコガ(朝早く多くの蛾が飛び回っていました。)
 ⑥ギンツバメ(昼間,アジサイの葉の上に止まっていました。)
マドガ
腹端に長くて細い棒状のもの(赤矢印)が見られるので雄のマドガです。触角が片櫛歯状のため太く見える。撮影日:2012/0720 場所:勿来の関

 マドガの写真を見ていて次のような疑問が出てきました。
 最初の写真のように腹端が細い棒状になっているものと2枚目のマドガのようにそれが無い蛾がいるがなぜだろう。
 幸運にも「マドガ - Wikipedia」<記事はこちら>に「オスの腹端は細く伸び、メスの腹端は鈍く丸い。」と掲載されていました。

 腹端の違いは雄雌の違いでした。

マドガ
腹端に長い棒状のものが見られないので雌のマドガです。撮影日:2014/0520 場所:勿来の関

 昆虫の雄は羽化すると夢中で雌を探し回ります。そのとき役立つのが昼行性のチョウでは目,夜行性の蛾では触角です。
 マドガ雄の触角は片側だけ短い櫛歯になっています。夜行性の雄の蛾の触角はもっと長い櫛歯になっているのが普通です。

 夜行性の蛾にとって雌を探すには暗くてよく見えないので雌の出す匂いを辿った方が効率がよいのです。だから匂いを感じ取る触角を発達させてきたのです。

 昼行性のマドガにとって雌を探すのは明るい昼間なので発達した触角は必要がないのでしょう。だから,片側だけの短い櫛歯になっていると思われます。

 科名 マドガ科
 和名 マドガ
 大きさ 開張 14~17mm
 食餌植物 幼虫はボタンヅルを食べます。
 分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
 出現月 5~6月,7~8月
 特徴 昼行性で日中に飛び回って吸蜜吸水します。
     雄の触角は短い片櫛歯状です。
     雄の腹端は細長い棒状です。
     翅中央にある白い紋を窓に見立ててマドガとなったようです。
     
腹端の 違いに気付き 不思議がる

粗末だな 昼行性で 触角が


マドガ
腹端に細い棒状のものが僅かに見られる(下げていて短く見える)ので雄のマドガと思われます。撮影日:2014/0522 場所:勿来の関

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