ルリタテハ
2014年4月3日(木)
ルリタテ

ふと見るとクヌギの幹に止まっていたルリタテハ。 撮影日:2014/04/02 場所:勿来の関

羽化したばかりなのでしょう翅の傷みがないルリタテハ。 撮影日:2010/07/14 場所:勿来の関

看板になりすましているルリタテハ。なぜチョウも蛾も逆さに止まることが多いのでしょう。どんな利点があるのか昆虫に聞いてみたいです。 撮影日:2011/11/22 場所:勿来の関
タテハチョウ科のルリタテを紹介します。
昨日(2014年4月2日)は,トラフシジミの外にもルリタテハにも会えました。ふとクヌギの幹を見ると,何度も撮影に失敗しているルリタテハが止まっているではありませんか。毎回近付き過ぎて失敗しているので,離れたところで1枚撮りました。近づくときにルリタテハにから見えないように立っている木の陰から近付き,その木に寄り添うようにして写しました。でも,もっと近くで大きく写そうと一歩寄ると逃げられてしまいました。
どこに止まるか行き先を目で追うと地面に止まりました。その場所を見失わないように視線を反らずに近づきました。枯れ葉の上に止まっていました。このときも近付き過ぎて逃げられました。また行き先を目で追い止まった近くに寄っていくとそこは何とクヌギの樹液が出ている所ではありませんか。偶然にも超ラッキーな場所を見つけたと嬉しくなってしまいました。
ここに来れば樹液を求めて集まってくる昆虫を写せるからです。昆虫達は餌を求めて,私はその昆虫達を撮りに通えば時間が節約できるからです。
樹液を吸っているときは,警戒心が留守がちになるのか,近い所で写せるので,よいチャンスなのです。Canonの一眼レフ標準レンズの代わりにNiconのデジカメで写したところピントがあった写真が撮れました。これなら一眼レフはいらないなと思いました。
昔は青色を瑠璃色といい,緑色を青といっていました。明鏡国語辞典によると瑠璃色とは紫がかった濃い青色となっています。その考えでいくと空色の部分ではなく青紫色の広い部分が瑠璃色となります。私は空色の方を瑠璃色と考えていました。
ある年の9月頃,鉢植えのホトトギスを見たところ刺だらけの幼虫を発見しました。ウェブ図鑑の幼虫図鑑で調べるとルリタテハだと分かりました。鉢には外の植物も育っていたのによく間違わずに産卵したものだと感心しました。
科名 タテハチョウ科
和名 ルリタテハ
大きさ 前翅長25~44mm
食餌植物 幼虫はサルトリイバラ,ホトトギス類,ユリ類などの葉を食べます。
特徴 翅の裏は褐色で地味です。
空色の 筋が目印 ルリタテハ
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ルリタテ

ふと見るとクヌギの幹に止まっていたルリタテハ。 撮影日:2014/04/02 場所:勿来の関

羽化したばかりなのでしょう翅の傷みがないルリタテハ。 撮影日:2010/07/14 場所:勿来の関

看板になりすましているルリタテハ。なぜチョウも蛾も逆さに止まることが多いのでしょう。どんな利点があるのか昆虫に聞いてみたいです。 撮影日:2011/11/22 場所:勿来の関
タテハチョウ科のルリタテを紹介します。
昨日(2014年4月2日)は,トラフシジミの外にもルリタテハにも会えました。ふとクヌギの幹を見ると,何度も撮影に失敗しているルリタテハが止まっているではありませんか。毎回近付き過ぎて失敗しているので,離れたところで1枚撮りました。近づくときにルリタテハにから見えないように立っている木の陰から近付き,その木に寄り添うようにして写しました。でも,もっと近くで大きく写そうと一歩寄ると逃げられてしまいました。
どこに止まるか行き先を目で追うと地面に止まりました。その場所を見失わないように視線を反らずに近づきました。枯れ葉の上に止まっていました。このときも近付き過ぎて逃げられました。また行き先を目で追い止まった近くに寄っていくとそこは何とクヌギの樹液が出ている所ではありませんか。偶然にも超ラッキーな場所を見つけたと嬉しくなってしまいました。
ここに来れば樹液を求めて集まってくる昆虫を写せるからです。昆虫達は餌を求めて,私はその昆虫達を撮りに通えば時間が節約できるからです。
樹液を吸っているときは,警戒心が留守がちになるのか,近い所で写せるので,よいチャンスなのです。Canonの一眼レフ標準レンズの代わりにNiconのデジカメで写したところピントがあった写真が撮れました。これなら一眼レフはいらないなと思いました。
昔は青色を瑠璃色といい,緑色を青といっていました。明鏡国語辞典によると瑠璃色とは紫がかった濃い青色となっています。その考えでいくと空色の部分ではなく青紫色の広い部分が瑠璃色となります。私は空色の方を瑠璃色と考えていました。
ある年の9月頃,鉢植えのホトトギスを見たところ刺だらけの幼虫を発見しました。ウェブ図鑑の幼虫図鑑で調べるとルリタテハだと分かりました。鉢には外の植物も育っていたのによく間違わずに産卵したものだと感心しました。
科名 タテハチョウ科
和名 ルリタテハ
大きさ 前翅長25~44mm
食餌植物 幼虫はサルトリイバラ,ホトトギス類,ユリ類などの葉を食べます。
特徴 翅の裏は褐色で地味です。
空色の 筋が目印 ルリタテハ
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tag : ルリタテハ
コメントの投稿
おはようございます(^O^)
ルリタテハ綺麗ですよねぇ、個人的にはキベリタテハよりもルリタテハのほうが素早く敏感でとても用心深いので撮影が困難な種と感じますが、かなり寄っていますねぇ(^O^)/
ルリタテハ綺麗ですよねぇ、個人的にはキベリタテハよりもルリタテハのほうが素早く敏感でとても用心深いので撮影が困難な種と感じますが、かなり寄っていますねぇ(^O^)/
おはようございます
.ルリタテハは好きな丁です。
厚化粧でなく、すっきりしていていいですね。
昔の色と今の色は違いますね。
古くは 日本には赤と青、そして白、黒の4色しかなかったそうですね。赤も黄色やオレンジの暖色は「赤」、今の青、緑な紫の寒色は「青」だったようです。そして緑を青というのは割と長かったようで、緑なのに、青葉、青虫の名は、その名残りですね。瑠璃色が生まれたのはいつごろなのでしょうね。そして瑠璃という言葉もいろいろな色で使われたかもしれませんね。
一つの名前からいろいろと想像が膨らんで行くのは楽しいですね。
瑠璃タテハはこちらの高原ではよく出会うのですが、割と地味で歩いていて、いきなり、瑠璃の模様を閃かせて飛び去ることがほとんど、撮影できなくても会えたと嬉しくなります。
厚化粧でなく、すっきりしていていいですね。
昔の色と今の色は違いますね。
古くは 日本には赤と青、そして白、黒の4色しかなかったそうですね。赤も黄色やオレンジの暖色は「赤」、今の青、緑な紫の寒色は「青」だったようです。そして緑を青というのは割と長かったようで、緑なのに、青葉、青虫の名は、その名残りですね。瑠璃色が生まれたのはいつごろなのでしょうね。そして瑠璃という言葉もいろいろな色で使われたかもしれませんね。
一つの名前からいろいろと想像が膨らんで行くのは楽しいですね。
瑠璃タテハはこちらの高原ではよく出会うのですが、割と地味で歩いていて、いきなり、瑠璃の模様を閃かせて飛び去ることがほとんど、撮影できなくても会えたと嬉しくなります。
ルリタテハ羽化
もう5年近く昔のことですが、庭に生えたホトトギスにルリタテハがやって来て産卵し、幼虫になり蛹になり、そしてかなりの頭数が羽化していきました。
暇つぶしに蛹の羽化を観察した記録(urlに記入)があります。.お暇な時にご覧下さい。
暇つぶしに蛹の羽化を観察した記録(urlに記入)があります。.お暇な時にご覧下さい。
だんちょう さんへ
おはようございます。
蛾と比べたらチョウは近づけばすぐ逃げられてしまいます。
望遠レンズを用意してなかったので,ルリタテハに気付かれないように
間に立っていた木を利用して近付き撮影しました。
キベリタテハは未見のチョウです。
蛾と比べたらチョウは近づけばすぐ逃げられてしまいます。
望遠レンズを用意してなかったので,ルリタテハに気付かれないように
間に立っていた木を利用して近付き撮影しました。
キベリタテハは未見のチョウです。
オコジョ さんへ
ご訪問・コメント有り難うございます。
色について詳しい情報有り難うございます。
普段,見慣れている青葉・青虫・青信号を何の疑問も感じないで使っていました。
天気がよい日に山道を歩いていると突然,
足元からチョウが飛び立ち悔しい思いをしています。
後を追いながら写真を撮りました。
色について詳しい情報有り難うございます。
普段,見慣れている青葉・青虫・青信号を何の疑問も感じないで使っていました。
天気がよい日に山道を歩いていると突然,
足元からチョウが飛び立ち悔しい思いをしています。
後を追いながら写真を撮りました。
クロメダカ さんへ
蛹の羽化を拝見いたしました。初めて見ました。
蛹の色で羽化の時期が分かるのですね。
私もぶらさがっている蛹を見つけて観察したくなりました。
観察記録を見ながら翅が伸びるのは重力のお陰なので
平な所や無重力や月での羽化は翅が伸びないことでしょう。
蛹の色で羽化の時期が分かるのですね。
私もぶらさがっている蛹を見つけて観察したくなりました。
観察記録を見ながら翅が伸びるのは重力のお陰なので
平な所や無重力や月での羽化は翅が伸びないことでしょう。