オオマエベニトガリバ
2022年7月16日(土)
オオマエベニトガリバ 撮影日2022/07/16 撮影場所:勿来の関
今日の紹介は勿来の関で2022年7月16日に撮影したオオマエベニトガリバです。

①オオマエベニトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
ヤガ科の蛾と感じてしまいますが違います。
赤矢印が指している所を見て下さい。
翅頂付近から斜めに立ち上がる線が有ります。
(他のトガリバガ亜科の仲間は翅頂から立ち上がっているように見えます。)
私はこの線をトガリバガ線と呼んで同定に役立てています。
即ちこの様な線がある蛾はカギバガ科トガリバガ亜科の蛾です。

②オオマエベニトガリバ
そういう訳で腎状紋(大緑矢印)や環状紋(小緑矢印)が見られてもヤガ科ではありません。

③オオマエベニトガリバ
灯火を見上げたら大きな蛾が枠に止まっています。
棒で落としたら明るい出口の方へ飛んでいきました。
残念と思いながら見ているとクモの糸に引っかかり盛んに羽ばたいています。
やがて振りほどき逃げてしまうのだろうと思いながら見ていました。
すると,ぱたっと音がして窓枠の近くへ落ちました。
これ幸いと何枚も撮り写真を見ると未だ二回しか観察していない珍しい蛾です。
しかも,前翅長が25㎜もあり喜びがこみ上がってきました。
勿来の関では幼虫が食べるソメイヨシノ,ウワミズザクラは普通に分布しています。
ですからもっと観察されてもいいはずなのに少ないのはどうしてなのでしょう。

④オオマエベニトガリバ
前翅前縁の付け根から三分の一くらいまでが紅を帯びています。(黄矢印)
それでオオマエベニトガリバと名付けられました。

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オオマエベニトガリバ 撮影日2022/07/16 撮影場所:勿来の関
今日の紹介は勿来の関で2022年7月16日に撮影したオオマエベニトガリバです。

①オオマエベニトガリバ(カギバガ科トガリバガ亜科)
ヤガ科の蛾と感じてしまいますが違います。
赤矢印が指している所を見て下さい。
翅頂付近から斜めに立ち上がる線が有ります。
(他のトガリバガ亜科の仲間は翅頂から立ち上がっているように見えます。)
私はこの線をトガリバガ線と呼んで同定に役立てています。
即ちこの様な線がある蛾はカギバガ科トガリバガ亜科の蛾です。

②オオマエベニトガリバ
そういう訳で腎状紋(大緑矢印)や環状紋(小緑矢印)が見られてもヤガ科ではありません。

③オオマエベニトガリバ
灯火を見上げたら大きな蛾が枠に止まっています。
棒で落としたら明るい出口の方へ飛んでいきました。
残念と思いながら見ているとクモの糸に引っかかり盛んに羽ばたいています。
やがて振りほどき逃げてしまうのだろうと思いながら見ていました。
すると,ぱたっと音がして窓枠の近くへ落ちました。
これ幸いと何枚も撮り写真を見ると未だ二回しか観察していない珍しい蛾です。
しかも,前翅長が25㎜もあり喜びがこみ上がってきました。
勿来の関では幼虫が食べるソメイヨシノ,ウワミズザクラは普通に分布しています。
ですからもっと観察されてもいいはずなのに少ないのはどうしてなのでしょう。

④オオマエベニトガリバ
前翅前縁の付け根から三分の一くらいまでが紅を帯びています。(黄矢印)
それでオオマエベニトガリバと名付けられました。

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