ナシカメムシ
ナシカメムシ

サクラの木から美味しい樹液が出ているのでしょうか。ナシカメムシもアリも集合しています。 撮影日:2010/08/04 場所:勿来IC

この背中にある青白い斑模様があるお陰でウメノキゴケの中ではナシカメムシがどこにいるか分からなくなります。 撮影日:2011/07/15 場所:勿来の関

触角の最初の節は特に太くなっています。触角の先端と2番目の節の根元が白いナシカメムシ。 撮影日:2011/07/15 場所:勿来の関
クヌギカメムシ科のナシカメムシを紹介します。
常磐高速道路勿来IC入り口にあるサクラの幹を見ると見慣れぬカメムシが集合していました。美味しい汁が出ているのでしょうか,アリまで集合していました。 このカメムシの名前調べには,時間がかかりました。このカメムシの画像を載せているサイトがあまり無かったからです。
このカメムシには背中に青白い斑模様が見られるので,それを手がかりにして探すとナシカメムシであることが分かりました。その近くにはナシ畑は無いのに変だと思いましたが,ナシだけでなくソメイヨシノやウメにも樹液を求めて集まるようです。
その青白い斑模様は,どうやら天敵をだます擬態のようです。ウメノキゴケに似た色なので,その中では,ナシカメムシがどこに居るか分からなくなってしまいます。そのために青白い斑模様をしているのだとあるサイト<こちら>で分かりました。真っ白よりも少し青白い方が擬態効果があるようにそのサイトの写真で分かります。
ナシカメムシは,この斑模様の外に触角にも特徴があります。触角の第1節(付け根から数えて最初の節)が特に太くなっています。
腹部の左右が張り出していて白黒の斑模様があるからナシカメムシはヘリカメムシ科と思いました。ところが,そうではなくクヌギカメムシ科でした。
科名 クヌギカメムシ科
和名 ナシカメムシ
体長 10~13mm
食餌植物 ウメ,ヤマザクラ,ナシ,
特徴 6~9月に観察される。
背に見える 青い斑で 擬態する

サクラの木から美味しい樹液が出ているのでしょうか。ナシカメムシもアリも集合しています。 撮影日:2010/08/04 場所:勿来IC

この背中にある青白い斑模様があるお陰でウメノキゴケの中ではナシカメムシがどこにいるか分からなくなります。 撮影日:2011/07/15 場所:勿来の関

触角の最初の節は特に太くなっています。触角の先端と2番目の節の根元が白いナシカメムシ。 撮影日:2011/07/15 場所:勿来の関
クヌギカメムシ科のナシカメムシを紹介します。
常磐高速道路勿来IC入り口にあるサクラの幹を見ると見慣れぬカメムシが集合していました。美味しい汁が出ているのでしょうか,アリまで集合していました。 このカメムシの名前調べには,時間がかかりました。このカメムシの画像を載せているサイトがあまり無かったからです。
このカメムシには背中に青白い斑模様が見られるので,それを手がかりにして探すとナシカメムシであることが分かりました。その近くにはナシ畑は無いのに変だと思いましたが,ナシだけでなくソメイヨシノやウメにも樹液を求めて集まるようです。
その青白い斑模様は,どうやら天敵をだます擬態のようです。ウメノキゴケに似た色なので,その中では,ナシカメムシがどこに居るか分からなくなってしまいます。そのために青白い斑模様をしているのだとあるサイト<こちら>で分かりました。真っ白よりも少し青白い方が擬態効果があるようにそのサイトの写真で分かります。
ナシカメムシは,この斑模様の外に触角にも特徴があります。触角の第1節(付け根から数えて最初の節)が特に太くなっています。
腹部の左右が張り出していて白黒の斑模様があるからナシカメムシはヘリカメムシ科と思いました。ところが,そうではなくクヌギカメムシ科でした。
科名 クヌギカメムシ科
和名 ナシカメムシ
体長 10~13mm
食餌植物 ウメ,ヤマザクラ,ナシ,
特徴 6~9月に観察される。
背に見える 青い斑で 擬態する
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