モミジツマキリエダシャクの裏面
2022年4月23日(土)
モミジツマキリエダシャクの裏面 撮影日2022/04/23 採集場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年4月21日に採集後,2日経った日にモミジツマキリエダシャクの裏面を撮影したものです。

①モミジツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
内横線・外横線と外縁に沿った部分が濃褐色になっていて「四国産蛾類図鑑」の4月の標本に近い写真です。
「モミジツマキリエダシャク - かのんの樹木図鑑」に本種の同定について確実な方法が載っています。
念には念を入れて,裏面の写真を撮ることにしました。
二枚目の写真を撮った20日には裏面も写すことを考えていなかったので,21日に掴まえることにしました。
次の日同じ場所に行ったところ幸いにも動かずに居てくれました。
素早く袋詰めにして動かなくなるのを待っていると23日の朝には絶命していました。
早速裏面の撮影に入りました。
前翅表面にある外横線が裏面では途中で消失するというのです。
後翅(緑矢印)が前翅を被っていて消失しているかどうか分かりません。
鉛筆で後翅をどかすと黄矢印から後縁までの間が消失しているのが分かりました。
ところが,鉛筆をどかすと後翅が被って写真が撮れません。
絶命すると体が固くなってしまうからです。
それで左右の翅を五百円硬貨やピンセットで押さえてやっと写真を撮りました。
赤楕円形周辺の白く見えるものは前翅表面の鱗粉です。
蛾をずらしたとき擦れて落ちたのです。

②モミジツマキリエダシャク 4月20日撮影
本種は年2化で7~8月に出現するものは主に筋模様だけが目立つので,裏面の様子を写真にとって本種の同定を確かなものにしたいと思っています。

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モミジツマキリエダシャクの裏面 撮影日2022/04/23 採集場所:勿来の関
今日紹介するのは勿来の関で2022年4月21日に採集後,2日経った日にモミジツマキリエダシャクの裏面を撮影したものです。

①モミジツマキリエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
内横線・外横線と外縁に沿った部分が濃褐色になっていて「四国産蛾類図鑑」の4月の標本に近い写真です。
「モミジツマキリエダシャク - かのんの樹木図鑑」に本種の同定について確実な方法が載っています。
念には念を入れて,裏面の写真を撮ることにしました。
二枚目の写真を撮った20日には裏面も写すことを考えていなかったので,21日に掴まえることにしました。
次の日同じ場所に行ったところ幸いにも動かずに居てくれました。
素早く袋詰めにして動かなくなるのを待っていると23日の朝には絶命していました。
早速裏面の撮影に入りました。
前翅表面にある外横線が裏面では途中で消失するというのです。
後翅(緑矢印)が前翅を被っていて消失しているかどうか分かりません。
鉛筆で後翅をどかすと黄矢印から後縁までの間が消失しているのが分かりました。
ところが,鉛筆をどかすと後翅が被って写真が撮れません。
絶命すると体が固くなってしまうからです。
それで左右の翅を五百円硬貨やピンセットで押さえてやっと写真を撮りました。
赤楕円形周辺の白く見えるものは前翅表面の鱗粉です。
蛾をずらしたとき擦れて落ちたのです。

②モミジツマキリエダシャク 4月20日撮影
本種は年2化で7~8月に出現するものは主に筋模様だけが目立つので,裏面の様子を写真にとって本種の同定を確かなものにしたいと思っています。

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