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カラスウリ

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カラスウリ   撮影場所:関本
カラスウリ
縁の白い糸が十分に伸びていないので開花してあまり時間が経っていないカラスウリの花。 撮影日:2008/08/31

カラスウリ
縁の白い糸が十分に伸びているので開花して時間が経過しているカラスウリの花。 撮影日:2000/08/05

カラスウリ
黒光のぬるぬるした物を取ると薄褐色のカラスウリの種子が現れます。カマキリの頭に似たこの種子を大黒天に見立てて財布に入れておく方もいます。 撮影日:2000/12/28

カラスウリ
種子を運んでもらうため,朱赤色をして鳥に食べてもらうのを待っているカラスウリの実。 撮影日:2000/11/25

 ウリ科の植物カラスウリを紹介します。
 純白の花の縁に無数の糸がついている繊細なカラスウリの写真を図鑑で見ました。それ以来,一度は見てみたいと夏が来るのを待っていました。やがて,夏は来ましたがなかなか見つかりません。秋が来て朱赤色に輝く実を見つけたことからどこに分布しているか手がかりを掴むことができました。そして,翌年の夏やっとカラスウリの花の写真が撮れました。
 このカラスウリの花の写真を撮るには苦労しました。この花は暗くなってから開花します。ファインダーから覗いても,暗くてどこに花があるのか分かりません。そこで,懐中電灯で照らしながらカラスウリの花写真を撮りました。撮影中,あちこちヤブ蚊に刺されてしまいました。長袖長ズボン姿でも,肌が出ている手や顔の部分がヤブ蚊に刺されてしまいます。
 最初の写真は,まだ縁の糸がよく伸びきっていないようです。次の写真はよく伸びきっているので開花してから時間が経っていると思っています。花の直径は7~10cm程度もあるそうですが,このように目立つ花になった理由は、受粉のため夜行性の蛾を引き寄せるためであると考えられています。蛾を引き寄せるためには香も出していると思われるのでどんな香なのかこれから楽しみにしています。
 朱赤色の実の中には,3枚目の写真のように黒くてぬるぬるした種子が入っています。ぬるぬるした物を取ると薄褐色の種子が出てきます。私はカマキリの頭に似ていると思っています。この種子を財布の中に入れておくとお金がふえるというのは,形を大黒天に見立てているからです。
 カラスウリは雌雄異株です。雄株には複数の花が集まって咲きますが,雌株には葉のもとに1つずつの花が咲きます。それだけで雄雌の区別がつきますが,雌株には花の下に膨らみがありますのでこれを確かめれば,より確かさが増します。
 早起きしてカラスウリの花を見に行っても,元気がないように見えるのは日没後に開花し,朝には萎れてしまう花だからです。

 科名 ウリ科
 和名 カラスウリ
 花期 8月~9月
 実  熟すと朱色がかった赤になります。
 名の由来 スズメウリと比べて大きくなるので,スズメより大きい意味で頭にカラスがつきカラスウリとなったと思われます。

純白の 花の縁には 細い糸

日没に 開花はしても カラスウリ 明日の朝には 萎れてしまう




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