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コナラシギゾウムシ

2019年11月12日(火)
コナラシギゾウムシ 撮影日:2019/09/11 撮影場所:勿来の関

今日紹介するのは勿来の関で9月11日に観察したコナラシギゾウムシです。

コナラの実
①穴が開いたコナラの葉付き枝付きの実(8月下旬頃)
コナラの実が葉の付いた枝とともに路上の上に落ちる頃灯火に飛来するようです。
落ちたコナラの実を見るとこく斗(椀の様な物)に穴(茶褐色の小さな点)が開いています。
穴の場所は赤矢印の両端で黒く見える所です。
こんなことをした昆虫はハイイロチョッキリです。

しかし,写真の様な葉付き枝付きのコナラの実の他にコナラの実だけも落ちています。
それのこく斗を観察するとやはり穴が開いています。
こんなことをした昆虫はコナラシギゾウムシです。


コナラシギゾウムシ
②コナラシギゾウムシ( ゾウムシ科シギゾウムシ亜科)
灯火に飛来して近くの壁を徘徊していました。
体長5.5~10㎜(吻は含みません。)の小さな昆虫です。
目がまんまるで可愛いです。


コナラシギゾウムシ
③コナラシギゾウムシ
ゾウのように長く伸びた物(赤矢印)は吻といいます。
鳥の鴫(シギ)に似て嘴(くちばし)が長いので名前にシギと名付けられたのでしょう。
この吻を使ってドングリに穴を開けるようです。
緑矢印が指しているのは触角です。
使わないときは途中で曲げてM字形にしています。



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