7月に見られた蛾(25)
2019年8月5日(月)
7月に見られた蛾(25) 撮影日:2019/07/30~07/31 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で7月30日~31日に観察した蛾です。

①ヨツモンマエジロアオシャク♂(シャクガ科アオシャク亜科)
ヨツモンとは小黒点というよりも前翅後角,後翅翅頂にある一対の白紋を指していると思われます。
というのは,小黒点よりも大きい白紋の方が目立っているからです。
マエジロとは前翅前縁が白くなっているからです。
画像をクリックしてからコントロールキーを押しながらマウスのホイールを前か後ろへ回転
させると画像が大きくなります。
そうすると触角が櫛歯状になっているのが確かめられます。
♂の触角は櫛歯状、♀では微毛状なので,この蛾は♂です。
勿来の関に普通に分布しているヤマハギ,マルバハギ,アカメガシワの葉を幼虫はえさとしています。
だから,毎年複数回観察できる蛾です。

②ツマグロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負って止まっていて,淡い小豆色の色調をしているものはメイガ科に相場が決まっています。
しかも,更に横線が見られるものはシマメイガ亜科に属する蛾です。
割と小さなものが多いシマメイガ亜科の中でツマグロシマメイガは大きい種に入ります。
開張は24~31㎜くらいです。

③カギシロスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
例外はありますが,翅色が緑色なのでアオシャク亜科と分かります。
似た蛾にマエモンシロスジアオシャクが居るので注意が必要です。
しかし,赤矢印が示した後翅外縁が大きく円くなっているので区別がつきます。
カギシロスジとは,前翅外横線が前縁近くで鉤状に曲がっていることから名付けられたのでしょう。

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7月に見られた蛾(25) 撮影日:2019/07/30~07/31 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で7月30日~31日に観察した蛾です。

①ヨツモンマエジロアオシャク♂(シャクガ科アオシャク亜科)
ヨツモンとは小黒点というよりも前翅後角,後翅翅頂にある一対の白紋を指していると思われます。
というのは,小黒点よりも大きい白紋の方が目立っているからです。
マエジロとは前翅前縁が白くなっているからです。
画像をクリックしてからコントロールキーを押しながらマウスのホイールを前か後ろへ回転
させると画像が大きくなります。
そうすると触角が櫛歯状になっているのが確かめられます。
♂の触角は櫛歯状、♀では微毛状なので,この蛾は♂です。
勿来の関に普通に分布しているヤマハギ,マルバハギ,アカメガシワの葉を幼虫はえさとしています。
だから,毎年複数回観察できる蛾です。

②ツマグロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背負って止まっていて,淡い小豆色の色調をしているものはメイガ科に相場が決まっています。
しかも,更に横線が見られるものはシマメイガ亜科に属する蛾です。
割と小さなものが多いシマメイガ亜科の中でツマグロシマメイガは大きい種に入ります。
開張は24~31㎜くらいです。

③カギシロスジアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
例外はありますが,翅色が緑色なのでアオシャク亜科と分かります。
似た蛾にマエモンシロスジアオシャクが居るので注意が必要です。
しかし,赤矢印が示した後翅外縁が大きく円くなっているので区別がつきます。
カギシロスジとは,前翅外横線が前縁近くで鉤状に曲がっていることから名付けられたのでしょう。

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