7月に見られた蛾(23)
2019年8月3日(土)
7月に見られた蛾(23) 撮影日:2019/07/29 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で7月29日に観察した蛾です。

①ウンモンスズメ(スズメガ科)
翅が「ハの字形」で中央に腹部が丸見えになっていればスズメガ科です。
スズメガ科の蛾はあまり壁には止まりません。
しかし,この写真のようにぶら下がっている姿はよく見かけます。
或いは,灯火下の地面に降りています。
体重が重くて壁に止まるのは至難の業なのでしょう。
翅色が緑ならアオシャク亜科と思われがちですが,必ず例外があって当てはまらないものが出て来ます。
それが,このウンモンスズメです。

②セダカシャチホコ(シャチホコガ科)
開張65~83㎜の大きい蛾です。
胸部背の冠毛が立ち上がっているのが特徴的です。
前縁のほぼ中央にある二つの黄色紋が目立っています。
この写真を見る限りシャチホコガ科なら外縁から腹端が覗くとは限らないようです。

③モンシロムラサキクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
シタバガ亜科の下唇鬚(かしんひげ)はアツバ亜科のものと比べて小さいと感じています。
珍しいことに,ヤガ科であるにもかかわらず触角を背負って止まっています。
翅の付け根から外縁方向へ走る多くの筋模様が目立つ種です。
中でも後縁沿いにある暗紫色筋の白い筋模様が目に留まります。

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7月に見られた蛾(23) 撮影日:2019/07/29 撮影場所:勿来の関
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①ウンモンスズメ(スズメガ科)
翅が「ハの字形」で中央に腹部が丸見えになっていればスズメガ科です。
スズメガ科の蛾はあまり壁には止まりません。
しかし,この写真のようにぶら下がっている姿はよく見かけます。
或いは,灯火下の地面に降りています。
体重が重くて壁に止まるのは至難の業なのでしょう。
翅色が緑ならアオシャク亜科と思われがちですが,必ず例外があって当てはまらないものが出て来ます。
それが,このウンモンスズメです。

②セダカシャチホコ(シャチホコガ科)
開張65~83㎜の大きい蛾です。
胸部背の冠毛が立ち上がっているのが特徴的です。
前縁のほぼ中央にある二つの黄色紋が目立っています。
この写真を見る限りシャチホコガ科なら外縁から腹端が覗くとは限らないようです。

③モンシロムラサキクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
シタバガ亜科の下唇鬚(かしんひげ)はアツバ亜科のものと比べて小さいと感じています。
珍しいことに,ヤガ科であるにもかかわらず触角を背負って止まっています。
翅の付け根から外縁方向へ走る多くの筋模様が目立つ種です。
中でも後縁沿いにある暗紫色筋の白い筋模様が目に留まります。

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