7月に見られた蛾(21)
2019年8月1日(木)
7月に見られた蛾(21) 撮影日:2019/07/24,07/25 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で7月24日と25日に観察した蛾です。

①コウンモンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間を予想させますがシタバガ亜科の蛾です。
腎状紋は2個の小白点から成っています。(前縁に寄った所ですが中央近くにあります。)
赤矢印で示した前縁が少し凹んでいます。
翅頂から斜めに立ち上がる横線も同定ポイントになります。

②フタテンヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)
開張28~32㎜の中くらいの蛾です。
赤茶色の地色に大小一個ずつの白紋が有る蛾です。
小さい方の白紋が腎状紋で大きい方は腎状紋です。
幼虫はアメリカセンダングサ,タウコギの葉を食べます。

③ナカスジシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
シャチホコガ科の多くと同じく成虫は何も食べずに過ごします。
幼虫はナナカマド,マメザクラの葉を食べます。
しかし,勿来の関には,それらの分布はありません。
毎年,普通に見られるのは,それら以外の物を食べているに違いありません。
恐らく食べているのは同じバラ科に属するソメイヨシノやヤマザクラだと思われます。

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今日,紹介するのは勿来の関で7月24日と25日に観察した蛾です。

①コウンモンクチバ(ヤガ科シタバガ亜科)
前方へ突き出た下唇鬚(かしんひげ)からアツバの仲間を予想させますがシタバガ亜科の蛾です。
腎状紋は2個の小白点から成っています。(前縁に寄った所ですが中央近くにあります。)
赤矢印で示した前縁が少し凹んでいます。
翅頂から斜めに立ち上がる横線も同定ポイントになります。

②フタテンヒメヨトウ(ヤガ科ヒメヨトウ亜科)
開張28~32㎜の中くらいの蛾です。
赤茶色の地色に大小一個ずつの白紋が有る蛾です。
小さい方の白紋が腎状紋で大きい方は腎状紋です。
幼虫はアメリカセンダングサ,タウコギの葉を食べます。

③ナカスジシャチホコ(シャチホコガ科)
外縁から腹端が覗いているのでシャチホコガ科と分かります。
シャチホコガ科の多くと同じく成虫は何も食べずに過ごします。
幼虫はナナカマド,マメザクラの葉を食べます。
しかし,勿来の関には,それらの分布はありません。
毎年,普通に見られるのは,それら以外の物を食べているに違いありません。
恐らく食べているのは同じバラ科に属するソメイヨシノやヤマザクラだと思われます。

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