7月に見られた蛾⑪
2019年7月21日(日)
7月に見られた蛾⑪ 撮影日:2019/07/11 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で7月11日に観察した蛾です。

①シマフコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
前翅長8㎜程度の小さな蛾です。
前方へつんと突き出た下唇鬚(かしんひげ)が見られますが,旧分類ではコヤガ亜科に属していました。
翅色は明るい茶色から暗い茶色まで個体差があります。

②交尾中のシロモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
似た蛾にトビイロフタスジシマメイガが居て注意が必要です。
しかし,シロモンシマメイガは縁毛が前翅も後翅も小豆色なので区別がつきます。
さて,♀は右と左の内どちらでしょうか。
・普通,蛾の世界では♀の方が体が大きいです。
・♀の腹には卵が沢山入っているので腹部が太いです。
ということで,左の蛾が♀であると思います。

③クロフシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
黒の斑模様が白い地にあるのでクロフシロエダシャクと名付けられたのでしょう。
こんな紋様の蛾はエダシャク亜科にもナミシャク亜科にも居ます。
紋様については個体差が大きいのですが,クロフシロエダシャクの差は小さい方です。
緑矢印を付けた所には外横線が,黒円状になって並んでいるように見えます。
赤矢印を付けた所に白紋が有りますが,個体差があって大きさや形はまちまちですが同定のポイントになっています。

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①シマフコヤガ(ヤガ科ベニコヤガ亜科)
前翅長8㎜程度の小さな蛾です。
前方へつんと突き出た下唇鬚(かしんひげ)が見られますが,旧分類ではコヤガ亜科に属していました。
翅色は明るい茶色から暗い茶色まで個体差があります。

②交尾中のシロモンシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
似た蛾にトビイロフタスジシマメイガが居て注意が必要です。
しかし,シロモンシマメイガは縁毛が前翅も後翅も小豆色なので区別がつきます。
さて,♀は右と左の内どちらでしょうか。
・普通,蛾の世界では♀の方が体が大きいです。
・♀の腹には卵が沢山入っているので腹部が太いです。
ということで,左の蛾が♀であると思います。

③クロフシロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
黒の斑模様が白い地にあるのでクロフシロエダシャクと名付けられたのでしょう。
こんな紋様の蛾はエダシャク亜科にもナミシャク亜科にも居ます。
紋様については個体差が大きいのですが,クロフシロエダシャクの差は小さい方です。
緑矢印を付けた所には外横線が,黒円状になって並んでいるように見えます。
赤矢印を付けた所に白紋が有りますが,個体差があって大きさや形はまちまちですが同定のポイントになっています。

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