6月に見られた蛾(37)
2019年7月12日(土)
6月に見られた蛾(37) 撮影日:2019/07/02,07/03 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは勿来の関で7月2日と3日に観察した蛾です。

①マツカレハ(カレハガ科) 腹端が見えますが幅広い触角からカレハガ科と分かります。
以前に紹介したマツカレハは茶褐色の色調で焦茶色はありませんでした。
<その画像はこちらです。>
しかし今回のは焦茶色の部分があり目を引きます。
ところがこの色調のものはツガカレハに似ています。
両者をよく見比べている内にツガカレハには次の特徴があることに気づきました。
・緑矢印の部分が短く下の部分(黄矢印)の半分くらいの長さです。
・赤矢印の部分に隙間があります。
・黄矢印の部分が一つだけ出張っています。

②モンシロルリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
ですからツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに黒地に白紋の紋様ときたらツトガ科に決まりです。
似たような種が居ますが,後翅にある橋のような白紋で区別がつきます。

③ヒロバツバメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
小さい種が多い中で,この蛾は少し大きな種です。
赤矢印で示した所がツバメの尾のように出ているのでツバメアオシャクと名付けられたのでしょう。
外横線は前翅も後翅も後縁に近い部分が半円形になっています。
この種は羽化から時間が経つにつれ緑が薄くなっていきます。

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①マツカレハ(カレハガ科) 腹端が見えますが幅広い触角からカレハガ科と分かります。
以前に紹介したマツカレハは茶褐色の色調で焦茶色はありませんでした。
<その画像はこちらです。>
しかし今回のは焦茶色の部分があり目を引きます。
ところがこの色調のものはツガカレハに似ています。
両者をよく見比べている内にツガカレハには次の特徴があることに気づきました。
・緑矢印の部分が短く下の部分(黄矢印)の半分くらいの長さです。
・赤矢印の部分に隙間があります。
・黄矢印の部分が一つだけ出張っています。

②モンシロルリノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負って止まっています。
ですからツトガ科・メイガ科と分かります。
さらに黒地に白紋の紋様ときたらツトガ科に決まりです。
似たような種が居ますが,後翅にある橋のような白紋で区別がつきます。

③ヒロバツバメアオシャク(シャクガ科アオシャク亜科)
小さい種が多い中で,この蛾は少し大きな種です。
赤矢印で示した所がツバメの尾のように出ているのでツバメアオシャクと名付けられたのでしょう。
外横線は前翅も後翅も後縁に近い部分が半円形になっています。
この種は羽化から時間が経つにつれ緑が薄くなっていきます。

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