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6月に見られた蛾(23)

2019年6月29日(土)
6月に見られた蛾(23) 撮影日:2019/06/20 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で6月20日に観察した蛾です。

ゴマフキエダシャク
①ゴマフキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
壁に張り付くように止まり,後翅がほとんど見えているのでエダシャク亜科と予想がつきます。
黄色の地に小黒点が散在しています。
ご丁寧に縁毛にも小黒点が見られます。
こちらは,規則正しく並んでいます。


トビイロシマメイガ
②トビイロシマメイガ(メイガ科シマメイガ亜科)
触角を背にして止まっているのでメイガ科・ツトガ科と分かります。
そして更に前翅が小豆色なのでメイガ科と分かります。
後翅に見られる明るい紅色が鮮やかで見る度にシャッターを押してしまいます。
メイガ科の蛾は腹端を上げて上げて止まる傾向があります。


マメドクガ
③マメドクガ♂(ドクガ科)
勿来の関には幼虫が餌としているフジ,ウツギ,コナラが多いので複数回観察されます。
ドクガ科の雄は止まるときに体の外に触角を出して止まる傾向があります。
発達した櫛歯状の触角なので♂と分かります。


マメドクガ
④マメドクガ♀  こんな貧弱な触角でも外に出しています。
マメドクガも灯火に飛来するのは圧倒的に雄が多いです。
しかし,この日は雌雄いっしょに飛来していました。
見ただけでこちらが大きく感じました。
蛾の世界では雌の方が大きいのでもしかして雌かもしれないと思いながら触角を見ました。
すると,雄の触角と比べたら貧弱な櫛歯状の触角でした。



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