ハマナス 元の名は
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ハマナス 元の名は 撮影場所は勿来の浜辺

品の良い香りに誘われて昆虫が集まるハマナスの花。 撮影日:2006/05/27

暖かい色彩で好きになってしまうハマナスの花。 撮影日:2013/09/11

甘酸っぱい味がする実は語尾に「ナシ」をつけて呼んでいたが,やがて「ナス」となまってしまいました。アカナスに似ていたからではありません。
花が咲いているときは隠れて刺が見えませんが,実の柄がついている茎の下には刺が沢山ついているのが見えます。毒蛾に刺されると腫れますが,ハマナスは刺さっても腫れません。 撮影日:2013/09/11
バラ科の植物ハマナスを紹介します。5月下旬頃から9月上旬頃まで咲きます。花は紅色なので暖かい感じがして好きです。しかも,良い香りがするのでますます好きになってしまいます。その上,実は食べられ美味しいときていますから良いことずくめの植物です。
でも,そんなハマナスにも欠点があります。それは,美しい花には刺があるのたとえのように刺があるところです。花を摘もうとしても,実を取ろうとしても刺が刺さって痛い思いをします。おそらく,これは実を食べようとして枝ごと折られては大きくなれないので,上手に実だけ取って食べ欲しいというハマナスの自己防衛だと思っています。動物に食べられないことには種子が,運ばれず仲間が増えませんから,動物にあまり傷を負わせない程度に刺が生えているのでしょう。
今日(2013年9月11日)実の写真撮りと味見をしに勿来の浜辺に行きました。今頃は,花も実も見られる丁度良い時期です。花の写真を撮る前に花の香りを何度も楽しみました。品のある香で,この花を見る度に香りを嗅いでいます。
次に,実をかじってみました。二,三回噛むと甘酸っぱい味が口の中に広がり沢山食べたくなってしまいました。口の中には,いつまでもその味が残っていました。
この植物の名は,元々ハマナシだったという説と,初めからハマナスだったという説があります。私は前者の説の方が説得力があると思っています。
昔から食べるということは動物たちにとって大変関心があることでした。食べられるのか,それとも食べられないのかは人間にとって一大事です。そこで,語尾にある符号をつけて区別していたと思われます。甘酸っぱい味がするものには「ナシ」味はともかく食用になるものには「ナ」や「ビ」といった具合にです。
ケンポナシ・サルナシ・ヤマナシ(後ろの二つは味見していません。)
コマツナ・アブラナ・ツルナ・ナズナ・ヨメナ・ニガナ
アケビ・ヘビ
科名 バラ科
和名 ハマナス(ハマナシといわれていたが,なまってハマナスに)
草丈 100~150cm
花期 5月下旬~9月上旬
花 紅色・紅紫色の直径5~8cmの花をつける。
葉 互生
分布 茨城県鹿嶋(旧大野村)以北
特徴 赤い実がなり,甘酸っぱい味がする。ビタミンCが多く食べられる。
花は芳香を放つ。
奇麗さに 顔を寄せれば ハマナスの 気高き香り 幾たびも嗅ぐ
ハマナスは 食べて美味しく 香よし
ハマナス 元の名は 撮影場所は勿来の浜辺

品の良い香りに誘われて昆虫が集まるハマナスの花。 撮影日:2006/05/27

暖かい色彩で好きになってしまうハマナスの花。 撮影日:2013/09/11

甘酸っぱい味がする実は語尾に「ナシ」をつけて呼んでいたが,やがて「ナス」となまってしまいました。アカナスに似ていたからではありません。
花が咲いているときは隠れて刺が見えませんが,実の柄がついている茎の下には刺が沢山ついているのが見えます。毒蛾に刺されると腫れますが,ハマナスは刺さっても腫れません。 撮影日:2013/09/11
バラ科の植物ハマナスを紹介します。5月下旬頃から9月上旬頃まで咲きます。花は紅色なので暖かい感じがして好きです。しかも,良い香りがするのでますます好きになってしまいます。その上,実は食べられ美味しいときていますから良いことずくめの植物です。
でも,そんなハマナスにも欠点があります。それは,美しい花には刺があるのたとえのように刺があるところです。花を摘もうとしても,実を取ろうとしても刺が刺さって痛い思いをします。おそらく,これは実を食べようとして枝ごと折られては大きくなれないので,上手に実だけ取って食べ欲しいというハマナスの自己防衛だと思っています。動物に食べられないことには種子が,運ばれず仲間が増えませんから,動物にあまり傷を負わせない程度に刺が生えているのでしょう。
今日(2013年9月11日)実の写真撮りと味見をしに勿来の浜辺に行きました。今頃は,花も実も見られる丁度良い時期です。花の写真を撮る前に花の香りを何度も楽しみました。品のある香で,この花を見る度に香りを嗅いでいます。
次に,実をかじってみました。二,三回噛むと甘酸っぱい味が口の中に広がり沢山食べたくなってしまいました。口の中には,いつまでもその味が残っていました。
この植物の名は,元々ハマナシだったという説と,初めからハマナスだったという説があります。私は前者の説の方が説得力があると思っています。
昔から食べるということは動物たちにとって大変関心があることでした。食べられるのか,それとも食べられないのかは人間にとって一大事です。そこで,語尾にある符号をつけて区別していたと思われます。甘酸っぱい味がするものには「ナシ」味はともかく食用になるものには「ナ」や「ビ」といった具合にです。
ケンポナシ・サルナシ・ヤマナシ(後ろの二つは味見していません。)
コマツナ・アブラナ・ツルナ・ナズナ・ヨメナ・ニガナ
アケビ・ヘビ
科名 バラ科
和名 ハマナス(ハマナシといわれていたが,なまってハマナスに)
草丈 100~150cm
花期 5月下旬~9月上旬
花 紅色・紅紫色の直径5~8cmの花をつける。
葉 互生
分布 茨城県鹿嶋(旧大野村)以北
特徴 赤い実がなり,甘酸っぱい味がする。ビタミンCが多く食べられる。
花は芳香を放つ。
奇麗さに 顔を寄せれば ハマナスの 気高き香り 幾たびも嗅ぐ
ハマナスは 食べて美味しく 香よし
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