ヒメウスアオシャク
ヒメウスアオシャク 撮影場所は勿来の関

前翅外横線が後縁から前縁まで達しているヒメウスアオシャク。前縁近くではほとんど曲がりません。 撮影日:2012/05/03

目で見た色に近いヒメウスアオシャク。櫛歯状の触角が見えるので雄です。この蛾の前翅長は10mmです。
シャッターが切れないときがあったり,フラッシュを炊くと色が飛んでしまったりする蛾で撮影には苦労します。 撮影日:2013/09/05
シャクガ科アオシャク亜科の蛾ヒメウスアオシャクを紹介します。
ウスキヒメアオシャクに似ていて混同しがちです。画像をよく見てヒメウスアオシャクだと思われるものを一つ選び出しました。
ヒメウスアオシャクの特徴は次の通りです。
①前翅外横線が前縁近くでは,ほとんど曲がらず前縁に達する。
②前翅前縁は外横線から翅頂の間で「ヘ」の字に曲がります。
ウスキヒメアオシャクの特徴は次の通りです。
①前翅外横線が前縁近くまできちんと曲がっている。
②前翅外横線が前縁まで達しない。
科名 シャクガ科アオシャク亜科
和名 ヒメウスアオシャク
大きさ 開張17-22mm
出現月 4~5月(1化),8~9月(2化)
食餌植物 カラマツ、クマシデ、テツカエデ、ナツハゼ
特徴
・ウスキヒメアオシャクと似ている。
・前翅外横線が前縁まで達する。
・その達する短い間は,ほとんど曲がらない。
外横線 端から端に 届いてる
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