ヘリジロキンノメイガ
ヘリジロキンノメイガ 撮影場所は全部勿来の関

縁(へり)にある縁毛が白く金色に輝いて見えるヘリジロキンノメイガ。 撮影日:2013/08/14

ツトガ科特有の(触角を上にして止まる)止まり方をするヘリジロキンノメイガ。腹部中央には2本の白帯があります。 撮影日:2013/08/29

腹端には白黒・白の紋様があるヘリジロキンノメイガ。 撮影日:2013/08/29
ツトガ科ノメイガ亜科の蛾ヘリジロキンノメイガを紹介します。
へりにある縁毛(外縁の外側にある毛)が白く,翅が黄金のようにまぶしく輝いて見えるので,ヘリジロキンノメイガと呼ばれるのでしょう。最初の写真がその様子をそのまま表しています。
2枚目と3枚目の写真の写真から腹部中央付近に2本の白帯と腹端に白黒・白の紋様があることが分かります。腹端がとがらず白黒・白の紋様がないものもいます。おそらく雄と雌の違いなのでしょう。
ヘリジロキンノメイガ幼虫の食餌植物はムラサキシキブです。勿来の関ではごく普通に見られます。だから,もっと多くのヘリジロキンノメイガが見られてもよさそうなのに見られる数は多くはありません。
毎回お話ししていますが,黄色の蛾で触角を翅の上に乗せて止まるのはツトガ科特有の習性です。
科名 ツトガ科 ノメイガ亜科
和名 ヘリジロキンノメイガ
大きさ 前翅長10mm
出現月 7~9月
食餌植物 ムラサキシキブ
特徴
・触角を翅の上に乗せて止まる。
・腹端に白黒・白の紋様がある。
・腹部中央に2本の白帯がある。
黄色蛾で 上に触角 ツトガなり
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