オスグロトモエ


オスグロトモエ
オスグロトモエ
3枚の写真の蛾は亜外縁線の屈曲がどれも弱いオスグロトモエ。 撮影日:2013/08/25 場所:勿来の関

オスグロトモエ
夜の8時20分頃,灯火に飛来したオスグロトモエ。 撮影日:2011/08/16 場所:勿来の関

オスグロトモエ
縁毛がついているので羽化して間もないオスグロトモエ。 撮影日:2010/08/09 場所:平潟

 ヤガ科シタバガ亜科の蛾オスグロトモエを紹介します。
 以前2013-07-04にオスグロトモエ<記事はこちら>について紹介しました。
 今年の夏(2013年8月25日)にオスグロトモエの雌と思われる蛾に出会いました。 勿来の関の芝生公園を歩いていると,突然,大きな蛾が目の前を通過しました。追いかけて撮った写真が最初のものです。
 オスグロトモエなのかハグルマトモエなのか結論は出ません。私だけでなく皆さん同定に迷っておられるようです。決定的な決め手はないものの「山陰産蛾類図鑑」のモス屋さんが「ハグルマトモエ♀と比べて、後翅の亜外縁線の屈曲が弱いことが多い。」<記事はこちら>ことを見つけて下さったので紹介します。
 それで,私は「後翅の亜外縁線の屈曲」の様子を見直しました。最初の写真で説明すると後翅の亜外縁線とは一番下の白線の下にある黒い線をいいます。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」の画像を見ると黒い線ばかりでなく,その上の白線も一緒に屈曲しています。
 ここに載せた写真の3枚は亜外縁線の屈曲が弱いように感じます。7月上旬には春型のオスグロトモエが見つかりました。だから私は勿来の関と平潟で見られるのはオスグロトモエであると結論を出しました。
 私のHP「北茨城・勿来 周辺の博物誌」の「蛾の図鑑」にあるハグルマトモエを近いうちにオスグロトモエに訂正します。

 科名 ヤガ科 シタバガ亜科
 和名 オスグロトモエ
 大きさ 開張 52-75mm
 出現月 4~6,7~9月
 食餌植物 アカシア、モリシマアカシア
 特徴
 ・雌はハグルマトモエの雌と似ていて写真で見分けるのは困難。
 ・春型は雄も雌も紋様は似ている。
 ・夏型の雌の紋様はハグルマトモエの雌に似る。
 疑問
 ・アカシアもモリシマアカシアもオーストラリア南東部、タスマニアを原産地とする植物です。オスグロトモエはそこからやって来た外来種なのでしょうか。それとも,ニセアカシアを食餌植物としているのでしょうか。さらにはニセアカシアは北米原産なので昔からオスグロトモエはいたのでしょうか。
 昔から生きていたとすればニセアカシアが入ってくる前に食べていた植物は何だったのでしょうか。
 ・私はアカシアもモリシマアカシアも勿来の関にはないのでニセアカシアの間違いと考えています。

春型が いれば当然 夏型も

アカシアを 食べているのか 幼虫は

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