クロスジノメイガ
クロスジノメイガ 撮影場所は勿来の関

橙と黒のコントラストが美しいクロスジノメイガ。 撮影日:2013/08/25

触角をツトガ科特有の翅の上に乗せて止まるクロスジノメイガ。 撮影日:2010/10/07

後翅の黒筋模様も素敵なクロスジノメイガ。 撮影日:2011/08/05
ツトガ科ノメイガ亜科の蛾クロスジノメイガを紹介します。
開張が26-32mmなので,前翅長は13-16mm程の大きくない蛾ですが止まっていると目を惹きます。明るい橙色に黒い縞模様があるからです。白い足先に付け根が黒い足をクモが獲物を待つような格好で止まっているので何か不気味な感じがします。しかし,この簡単な黒筋模様には,人に真似ができない美しさがあります。
食餌植物はキブシ・ヤマボウシ・ミツバウツギの3つが知られています。勿来の関でミツバウツギは未だ見ていませんが,ヤマボウシはぽつぽつ見られる程度です。でも,キブシは勿来の関に普通に生育しています。このことから考えると,もっと多くのクロスジノメイガが見られてもいいと思うのです。その原因は,灯火に集まりにくいのか灯火の場所が羽化する所から離れているからなのでしょう。
科名 ツトガ科 ノメイガ亜科
和名 クロスジノメイガ
大きさ 開張 26-32mm
出現月 5~9月
食餌植物 キブシ、ミツバウツギ、ヤマボウシ
特徴
黒筋に 橙色が 照り映える
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