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クロオビフユナミシャク

2018年12月6日(木)
クロオビフユナミシャク 撮影日:2018/12/06,2014/12/17 撮影場所:勿来の関

今日,紹介するのは勿来の関で観察したクロオビフユナミシャクです。

クロオビフユナミシャク
クロオビフユナミシャク雄(シャクガ科ナミシャク亜科)
毎年,12月に入る頃見られる蛾です。
淡い灰色から濃い灰色の濃淡がある模様をしています。
横縞を帯に見立ててクロオビフユナミシャクと名付けたのでしょう。


クロオビフユナミシャク
②クロオビフユナミシャク雄(シャクガ科ナミシャク亜科)
赤矢印の上下左右には「U字形」が並んでいるのでナミシャク亜科と分かります。
この写真の蛾は雄と直ぐ分かります。
というのは,この蛾は「フユシャク」の仲間で雌は翅が退化して体長より短いからです。


クロオビフユナミシャク
③クロオビフユナミシャク雌(シャクガ科ナミシャク亜科)
今年は未だ雌を観察していませんが,2014年に見つけたときの写真を掲載します。
「フユシャク」の仲間でも翅が長い方で体長の半分より長い翅を持っています。
こんな貧弱な翅では飛べないので動くときは,長い足で歩いて移動します。
「フユシャク」たちは翅に費やすエネルギーを卵の数を多くすることに回しています。
このようにして少しでも多くの子孫を残そうと工夫をしているのです。
沢山の卵が入った腹の膨らみを見て下さい。



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