ウスモンツマオレガ
ウスモンツマオレガ 撮影日は全部 2013/08/20:場所は全て勿来の関

真横から写したウスモンツマオレガ。つまの折れ曲がりは分かりませんが,薄黒い紋が見えています。白い頭からヒロズコガ科を予想し的中しました。

斜め上方から写したのでつまの折れ曲がりがよく分かるウスモンツマオレガ。頭の前方には2つのふさふさした毛の束が逆八形に出ています。

後ろから写したウスモンツマオレガ。折れ曲がって広くなっています。
ヒロズコガ科ツマオレガ亜科の蛾ウスモンツマオレガを紹介します。
この蛾は昨日(2013年8月20日)建物入り口の柱に太い糸くずが張り付いているように止まっていました。去年までの私ならよく確かめもせず息で吹き飛ばしていたでしょう。でも,小さい蛾ほど変化があって面白いと気づいてからは,吹き飛ばしはしないで写真を撮っています。
小さい蛾なので,また名前が分からないかもしれないと思いました。キバが無く頭が白いのでヒロズコガ科もしれないと思いながらネットで調べると予想が的中しウスモンツマオレガと分かりました。
何とも奇妙な名だと思っていました。三枚目の写真でやっとそのいわれが分かりました。この蛾の前翅先端(外縁の部分)が直角に折れ曲がっていたのです。幸いにも斜め上方から写していたのでその様子が分かりました。つま(端)が折れ曲がっているのでツマオレガと,さらに黒い紋がはっきりせず薄いのでウスモンツマオレガと呼ばれるのでしょう。
科名 ヒロズコガ科 ツマオレガ亜科
和名 ウスモンツマオレガ
大きさ 開帳 14-17mm
出現月 7~8月
食餌植物 不明
特徴
・前翅の後端(外縁)が曲がっている。だから,つま(端)折れ蛾の名が付く。
・前方にふさふさの毛が逆八の字形に二束出る。
翅の端(つま)が 折れ曲がっていて ツマオレガ
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