10月に見られた蛾⑮
2018年11月7日(水)
10月に見られた蛾⑮ 撮影日:2018/10/29,10/30 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは10月29日と30日に勿来の関で観察した蛾です。

①ニレキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
このニレキリガを見たのは,これで2回しかありません。
その理由は恐らく食餌植物のエノキやケヤキが数えるほどしか分布していないからだと思われます。
背は尖らずに,馬の背のようにまるまった感じです。
内横線も外横線も白いですが,ぼやけた感じの中横線は濃い褐色です。

②オオトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
このオオトビモンシャチホコは毎年,沢山見られます。
餌となるコナラ等が沢山分布しているからでしょう。
この蛾は一度止まった所から,ほとんど動かずに何日間もそのままで居ます。
私はこの訳を次のように考えています。
成虫になると何も食べずに過ごします。
雌の匂いを感じ取ったときだけ行動して無駄なエネルギーを使わない主義なのでしょう。

オオトビモンシャチホコ
地の色は灰白色ですが,それが顕著なのは内横線と外横線に挟まれた間です。
翅色は多少個体差があります。
内横線内側は焦茶色になっています。
それに比べると外横線(赤矢印)の外側は薄い焦茶色です。
内横線の内側に白い縁取りがあるものと,それが目立たないものが居ます。

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10月に見られた蛾⑮ 撮影日:2018/10/29,10/30 撮影場所:勿来の関
今日,紹介するのは10月29日と30日に勿来の関で観察した蛾です。

①ニレキリガ(ヤガ科キリガ亜科)
このニレキリガを見たのは,これで2回しかありません。
その理由は恐らく食餌植物のエノキやケヤキが数えるほどしか分布していないからだと思われます。
背は尖らずに,馬の背のようにまるまった感じです。
内横線も外横線も白いですが,ぼやけた感じの中横線は濃い褐色です。

②オオトビモンシャチホコ(シャチホコガ科)
このオオトビモンシャチホコは毎年,沢山見られます。
餌となるコナラ等が沢山分布しているからでしょう。
この蛾は一度止まった所から,ほとんど動かずに何日間もそのままで居ます。
私はこの訳を次のように考えています。
成虫になると何も食べずに過ごします。
雌の匂いを感じ取ったときだけ行動して無駄なエネルギーを使わない主義なのでしょう。

オオトビモンシャチホコ
地の色は灰白色ですが,それが顕著なのは内横線と外横線に挟まれた間です。
翅色は多少個体差があります。
内横線内側は焦茶色になっています。
それに比べると外横線(赤矢印)の外側は薄い焦茶色です。
内横線の内側に白い縁取りがあるものと,それが目立たないものが居ます。

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