秋に見られた植物⑧
2018年11月1日(木)
秋に見られた植物⑧ 撮影日:2018/10/30,10/31 撮影場所:勿来の関・北茨城
今日,紹介するのは10月30日と31日に勿来の関・北茨城で観察した植物です。

①カクレミノ(ウコギ科の常緑亜高木)
樹皮は灰白色なのでハイカラにみえます。
葉は3つに裂けるものから全然裂けないものまであります。
最初の頃,実は緑色ですが次第に紫黒色に変化していきます。
北茨城では街路樹として植えていますが,日当たりの良い所の木は沢山実を付けています。

②センブリ(リンドウ科)
花びらには紫色の筋が入っていて美しさを強調しています。
何よりも驚くのは花びらの根本付近に縮れた長い毛があることです。
これは体が小さくて花粉を運んでくれないアリたちに蜜を只で飲まれるのを防止しているからと思っています。
センブリと呼ばれるのは「千回煮出しても、まだ苦味が残っている」ことに因ります。

③キッコウハグマ(キク科モミジハグマ属の多年草)
五角形の葉を亀の甲羅に見立てて名付けられました。
この花は3個の小花から出来ています。
というのは,3本の「しべ」(この中に雄しべ・雌しべが入っています)が見えるからです。
白い花びらは15枚ありますが,1個の花は5枚の花びらで出来ています。
花びらの先がくるっと丸まり,「しべ」の先が桃色のキッコウハグマの花が大好きです。

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①カクレミノ(ウコギ科の常緑亜高木)
樹皮は灰白色なのでハイカラにみえます。
葉は3つに裂けるものから全然裂けないものまであります。
最初の頃,実は緑色ですが次第に紫黒色に変化していきます。
北茨城では街路樹として植えていますが,日当たりの良い所の木は沢山実を付けています。

②センブリ(リンドウ科)
花びらには紫色の筋が入っていて美しさを強調しています。
何よりも驚くのは花びらの根本付近に縮れた長い毛があることです。
これは体が小さくて花粉を運んでくれないアリたちに蜜を只で飲まれるのを防止しているからと思っています。
センブリと呼ばれるのは「千回煮出しても、まだ苦味が残っている」ことに因ります。

③キッコウハグマ(キク科モミジハグマ属の多年草)
五角形の葉を亀の甲羅に見立てて名付けられました。
この花は3個の小花から出来ています。
というのは,3本の「しべ」(この中に雄しべ・雌しべが入っています)が見えるからです。
白い花びらは15枚ありますが,1個の花は5枚の花びらで出来ています。
花びらの先がくるっと丸まり,「しべ」の先が桃色のキッコウハグマの花が大好きです。

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