8月(2018年)に見られた蛾⑧
2018年8月26日(日)
8月(2018年)に見られた蛾⑧ 撮影日:2018/08/10 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月10日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ニトベシャチホコ(シャチホコガ科)
太い腹部が外縁から覗いています。
このことから,シャチホコガ科であろうと予想がつきます。
シャチホコガ科は成虫になると口が無くなり成虫の間は何も食べずにいます。
活動する養分は幼虫時代に一生懸命食べて腹部に蓄えられています。
だから,腹部が太いのです。
胸部背から体の真ん中頃まで変わった紋様が見られます。
それは,バトミントンで使うシャトルに似ているように見えます。

②モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科になります。
でも,黒地に白い紋ときたら,ツトガ科のノメイガ亜科に相場が決まっています。
この蛾の同定にはサカナ紋があるかどうかで決まります。
赤矢印を付けた紋が魚に似た形をしているので私はサカナ紋と呼んでいます。

③ハミスジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾は個体差があってぴったり同じ紋様の蛾はいません。
でも,ある程度の型は決まっています。
A後翅中横線は太くて濃くなっています。
B前翅中横線は後縁で太く濃くなります。
C前翅外横線は真ん中あたりで濃くなります。

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8月(2018年)に見られた蛾⑧ 撮影日:2018/08/10 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月10日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ニトベシャチホコ(シャチホコガ科)
太い腹部が外縁から覗いています。
このことから,シャチホコガ科であろうと予想がつきます。
シャチホコガ科は成虫になると口が無くなり成虫の間は何も食べずにいます。
活動する養分は幼虫時代に一生懸命食べて腹部に蓄えられています。
だから,腹部が太いのです。
胸部背から体の真ん中頃まで変わった紋様が見られます。
それは,バトミントンで使うシャトルに似ているように見えます。

②モンキクロノメイガ(ツトガ科ノメイガ亜科)
触角を背負っているのでツトガ科・メイガ科になります。
でも,黒地に白い紋ときたら,ツトガ科のノメイガ亜科に相場が決まっています。
この蛾の同定にはサカナ紋があるかどうかで決まります。
赤矢印を付けた紋が魚に似た形をしているので私はサカナ紋と呼んでいます。

③ハミスジエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾は個体差があってぴったり同じ紋様の蛾はいません。
でも,ある程度の型は決まっています。
A後翅中横線は太くて濃くなっています。
B前翅中横線は後縁で太く濃くなります。
C前翅外横線は真ん中あたりで濃くなります。

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