8月(2018年)に見られた蛾⑦
2018年8月24日(金)
8月(2018年)に見られた蛾⑦ 撮影日:2018/08/05/0808/08/10 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月5日から10日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ゴマダラベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
似ている蛾にスジベニコケガがいるので注意が必要です。
A外横線を構成している黒紋とその外側にある黒紋がつながらないことが多いです。
スジベニコケガの方はそれらの一部がつながっています。
B胸部背の人面模様の黒点が小さいです。
スジベニコケガの方は黒点が大きくてはっきりしています。

②ウスベニコヤガ(ヤガ科カギアツバ亜科)
5~6月(第1化)と7~9月(第2化)の年2回羽化します。
第1化と第2化では成虫の翅色が違います。
第1化はこの写真よりも全体に黒ずんでいます。
第2化は白ずんでいて紅(特に後翅に)が見られます。

③ヘリグロキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾を掲載しているサイトは約 122 件と少ないです。
それは幼虫の食草であるタブノキに起因しています。
東北地方から九州・沖縄に分布し、とくに海岸近くに多いからです。
「みんなで作る日本蛾類図鑑」では関東ではほとんどとれないとあります。
しかし,東北地方南部の勿来の関では毎年よく見られる種です。
それは海岸に近くて太いタブノキが分布しているからだと思っています。

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8月(2018年)に見られた蛾⑦ 撮影日:2018/08/05/0808/08/10 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は8月5日から10日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ゴマダラベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)
似ている蛾にスジベニコケガがいるので注意が必要です。
A外横線を構成している黒紋とその外側にある黒紋がつながらないことが多いです。
スジベニコケガの方はそれらの一部がつながっています。
B胸部背の人面模様の黒点が小さいです。
スジベニコケガの方は黒点が大きくてはっきりしています。

②ウスベニコヤガ(ヤガ科カギアツバ亜科)
5~6月(第1化)と7~9月(第2化)の年2回羽化します。
第1化と第2化では成虫の翅色が違います。
第1化はこの写真よりも全体に黒ずんでいます。
第2化は白ずんでいて紅(特に後翅に)が見られます。

③ヘリグロキエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
この蛾を掲載しているサイトは約 122 件と少ないです。
それは幼虫の食草であるタブノキに起因しています。
東北地方から九州・沖縄に分布し、とくに海岸近くに多いからです。
「みんなで作る日本蛾類図鑑」では関東ではほとんどとれないとあります。
しかし,東北地方南部の勿来の関では毎年よく見られる種です。
それは海岸に近くて太いタブノキが分布しているからだと思っています。

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tag : 8月(2018年)に見られた蛾⑦
コメントの投稿
こんばんは(*´▽`*)
ヘリグロベニコケガ、綺麗な色彩の持ち主ですよね、こちらでも、割りとみられますが今年はたいした出歩いてないので何回か数えるくらいしかあってません。
ヘリグロベニコケガ、綺麗な色彩の持ち主ですよね、こちらでも、割りとみられますが今年はたいした出歩いてないので何回か数えるくらいしかあってません。
だんちょう さんへ
こんばんは。
ヘリグロベニコケガでなくゴマダラベニコケガの間違いだと思います。
同じゴマダラベニコケガでも綺麗かものとそうでないものがいます。
今回,特に綺麗なものを選んで載せました。
ヘリグロベニコケガでなくゴマダラベニコケガの間違いだと思います。
同じゴマダラベニコケガでも綺麗かものとそうでないものがいます。
今回,特に綺麗なものを選んで載せました。