6月(2018年)に見られた蛾⑨
2018年6月18日(月)
6月(2018年)に見られた蛾⑨ 撮影日:2018/06/07 撮影場所:勿来の関
今日,紹介する蛾は6月7日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ウスイロオオエダシャク雄(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が,30㎜を超える大型の蛾です。
赤矢印の所が二箇所褐色になっているのが同定のポイントになっています。
この場所が褐色のものは雄です。
さらに雄は触角が櫛歯状です。
勿来の関で観察するものは,この褐色タイプばかりです。
ということは,灯火に飛来するのは雄ばかりだということになります。
今度見かけたら櫛歯状かどうか確かめようと思っています。

②ヒメツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方に反り返っています。
このことから,クルマアツバ亜科と分かります。
この仲間は似ていて混同してしまいます。
しかし,翅頂から太い亜外縁線が出ているので区別がつきます。
さらに,触角に瘤(こぶ)が有るので同定に役立ちます。

③クロシタアオイラガ(イラガ科)
胸部背にはたてがみの様な毛があり,前足中足を大の字に開き格好良い姿で止まります。
似た蛾にアオイラガが居ます。
前翅褐色帯が中央より少し上の所で出張るから区別がつきます。
前翅付け根近くの褐色帯の形が違うことも同定のポイントになっています。

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今日,紹介する蛾は6月7日に勿来の関の灯火へ飛来していた蛾です。

①ウスイロオオエダシャク雄(シャクガ科エダシャク亜科)
前翅長が,30㎜を超える大型の蛾です。
赤矢印の所が二箇所褐色になっているのが同定のポイントになっています。
この場所が褐色のものは雄です。
さらに雄は触角が櫛歯状です。
勿来の関で観察するものは,この褐色タイプばかりです。
ということは,灯火に飛来するのは雄ばかりだということになります。
今度見かけたら櫛歯状かどうか確かめようと思っています。

②ヒメツマオビアツバ(ヤガ科クルマアツバ亜科)
下唇鬚(かしんひげ)が後方に反り返っています。
このことから,クルマアツバ亜科と分かります。
この仲間は似ていて混同してしまいます。
しかし,翅頂から太い亜外縁線が出ているので区別がつきます。
さらに,触角に瘤(こぶ)が有るので同定に役立ちます。

③クロシタアオイラガ(イラガ科)
胸部背にはたてがみの様な毛があり,前足中足を大の字に開き格好良い姿で止まります。
似た蛾にアオイラガが居ます。
前翅褐色帯が中央より少し上の所で出張るから区別がつきます。
前翅付け根近くの褐色帯の形が違うことも同定のポイントになっています。

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