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キシタエダシャク


キシタエダシャク
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前翅の紋様はヒョウモンエダシャクに似ているキシタエダシャク 撮影日:2012/06/21 場所:勿来の関

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キシタエダシャクは後翅の地色が全部黄色です。 撮影日:2012/06/21 場所:勿来の関

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キシタエダシャクは触角を翅に乗せて止まります。 撮影日:2012/06/21 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科の蛾キシタエダシャクを紹介します。
 この蛾は前に紹介したヒョウモンエダシャクに似ています。
 それは何故でしょう。天敵の鳥から身を守るためだと思われます。食餌植物であるアセビ・ツツジ類はどちらもツヅジ科の植物で毒があるそうです。幼虫がこれらの植物を食べることによって体内に毒が溜められます。鳥は食べると不味いので二度と食べなくなるそうです。
 キシタエダシャクもヒョウモンエダシャクもお互いに似ることによって得をしています。つまり,お互いに擬態していると考えられます。
 このキシタエダシャクの雌の触角も糸状です。ですから,3枚とも全部雄のキシタエダシャクです。ヒョウモンエダシャクの雌は灯火に飛来することは前(07/29)に取り上げました。
 しかし,キシタエダシャクの雌は,まだ見ていません。キシタエダシャクの雌は慎重派なのでしょうか,
 ところで,このキシタエダシャクの止まる格好は,シャクガ科の外の蛾が止まる姿と違っています。大部分のシャクガ科の蛾は触角を翅の下にして止まります。
 しかし,このキシタエダシャクは,写真のように触角を翅の上にして止まっているのです。更に驚くことには,「みんなで作る日本産蛾類図鑑」の写真を見るとヒョウモンエダシャクも触角を翅の上にして止まっているものがいるではありませか。止まる格好まで擬態して,念には念を入れているようです。念の入れように感嘆してしまいます。

 キシタエダシャクと呼ばれるのは,後翅の地色が黄色だからです。(後翅は前翅の下になっています。)

【綺麗な「ヒョウモンエダシャク」には毒がある】の記事のURLは下記の通りです。
http://choyukkuri.exblog.jp/1627258/

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 キシタエダシャク
 大きさ 開張34-44mm
 出現月  7-8月
 食餌植物 アセビ、ミヤマキリシマ、レンゲツツジ、ヤマツツジ
 特徴
 ・ヒョウモンエダシャクに似ていて互いに擬態していると思われる。
 ・ツトガ科やメイガ科のように触角を翅の上に乗せて止まる。


五七五

お互いに 擬態し合って だましてる

翅を乗せて 止まる姿も まねしてる


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