ヒョウモンエダシャク


ヒョウモンエダシャク
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交尾中のヒョウモンエダシャク。上は雄で下は雌です。撮影日:2012/06/21 場所:勿来の関

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触角が櫛歯状なので雄のヒョウモンエダシャクです。撮影日:2011/06/19 場所:勿来の関

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触角が糸状なので雌のヒョウモンエダシャクです。撮影日:2011/06/24 場所:勿来の関

 シャクガ科エダシャク亜科の蛾ヒョウモンエダシャクを紹介します。
前翅長20 mm以上の大きな蛾です。写真を撮っておこうという気が起きないほど勿来の関では沢山見られます。
 沢山見られる訳は何故でしょうか。その理由は2つ考えられます。
 その一つは,食餌植物が沢山あることが考えられます。下に示した中のアセビがいたる所に生育しているからだと思われます。このアセビには毒があってシカは食べません。だから,奈良公園の『ささやきの小道』には,シカクワズ(鹿食わず)とも呼ばれるアセビが沢山残っています。
2つ目には,天敵である鳥が食べないことが考えられます。毒があるアセビを食べ体に溜め込んでいるため,不味くて鳥が食べないというのです。
 ヒョウモンエダシャクの雄の触角は櫛歯状です。それに対して雌の方は糸状です。
従って,交尾している場面を撮った最初の写真では上の方に見えるのが雄で,下の方に見えるのは雌です。
 蛾は灯火に飛来して来ますが,そのほとんどが雄の方です。雌が飛来してくるのは珍しいことです。そのときは,気に留めませんでしたが,この事実は何を語っているのでしょうか。天敵の鳥が食べないので,雌まで行動が大胆になったのでしょうか。
 この記事を書いていて,ヒョウモンエダシャクには,関心が薄れていましたが,新たな目標ができました。それは,雌がどれくらい灯火に飛来してくるかこれから調べようと思います。

 後翅の外縁近くの模様をヒョウに見立ててヒョウモンエダシャクと呼ばれるのでしょう。

 科名 シャクガ科エダシャク亜科
 和名 ヒョウモンエダシャク
 大きさ 開張41-50mm
 出現月  6-7月
 食餌植物 アセビ、ハナヒリノキ、レンゲツツジ、クロマメノキ
 特徴
 ・後翅外縁のみ黄色くなっている。
 ・不思議なことに雌まで灯火に飛来する。


五七五

不思議だな 雌が灯りに 飛来する


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