サラサエダシャク
サラサエダシャク

普段はこのようにして止まるサラサエダシャク 撮影日:2013/07/01 場所:勿来の関

90°回転させ見やすくしました。 撮影日:2011/07/01 場所:勿来の関

滅多に開かない翅を開いたサラサエダシャク。残念ながら縦に撮ってしまいました。慌てていたのです。 撮影日:2011/07/09 場所:勿来の関
シャクガ科エダシャク亜科の蛾サラサエダシャクを紹介します。
このサラサエダシャクは蛾の中では特異な存在です。というのは,1枚目と2枚目の写真のように翅を閉じたまま止まるからです。翅を閉じて止まる蛾にはサラサエダシャクの外に,イカリモンガがいます。
上を向いて止まるか下を向いて止まるか観察しましたら,別に決まりはなく,そのときの状況によるようです。
最後の写真は慌てて取ったので,サラサエダシャクを縦に写してしまいました。偶然に翅を開いて止まったのです。時は2011年7月9日午後8時10分でした。
サラサエダシャクのサラサとは何か調べました。どうやら,インド起源の木綿地の文様染め製品更紗(さらさ)を指しているような気がします。おそらく,この蛾の紋様を更紗染に見立てたのでしょう。
科名 シャクガ科エダシャク亜科
和名 サラサエダシャク
大きさ 開張 23-34mm
出現月 5E-7B,8月
食餌植物 オニグルミ、コナラ、マメザクラ、キブシ、タニウツギ、トチノキ、ミツバウツギ
特徴 イカリモンガと並んで,翅を閉じて止まる特異な蛾である。
短歌
珍しや 閉じて止まるは チョウのよう イカリモンガと サラサエダシャク
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