ウスタビガ
2017年11月28日(火)
ウスタビガ 撮影日:2017/11/25,11/26 場所:勿来の関
ヤママユガ科のウスタビガを紹介します。
2015年と2016年は観察されていない蛾なので,出現を今か今かと待ち望んでいました。
すると,11月25日は雄が,11月26日は雌が観察されました。

翅の色が茶褐色なのでウスタビガ雄だろうと思いました。緑矢印の触角を見ると櫛歯が長いので雄だと分かりました。
過去7年間の観察資料は次の通りです。(月/日どちらが飛来)
2011年11/18雄,11/23雌,11/28雄雌,12/7雄雌
2012年11/21雄,11/23雄
2013年11/28雌
2014年11/17雄,11/19雌
2015年飛来無し
2016年飛来無し
2017年11/25雄,11/26雌

翅の色が黄色を帯びているのでウスタビガの雌だろうと思いました。
念のため櫛歯の長さを確認すると短かったので雌だと分かりました。
ウスタビガは雄と雌では色が違います。
①雄は茶褐色です。
②雌は黄~黄橙色です。

雄と比べて櫛歯が短いウスタビガ雌の触角。
でも,念のために触角の様子で雌雄の判断をするのが確実です。
③雄の触角は,櫛歯が長い(緑矢印)です。
④雌の触角は,櫛歯が短い(赤矢印)です。
雌の腹部は太くて沢山の毛が生えています。
毛深いのは恐らく中の卵を寒さから守る為でしょう。

太くて毛深いウスタビガ雌の腹部。
科名 ヤママユガ科
和名 ウスタビガ
大きさ 開張 雄75~90㎜ 雌80~110㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 10~11月
食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,サクラ,カエデ,ケヤキ,カバノキ科,ニレ科,バラ科の葉を食べます。
特徴 幼虫は押すとキュウキュウと鳴きます。
だいたいは 色の違いで 雄雌が

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ウスタビガ 撮影日:2017/11/25,11/26 場所:勿来の関
ヤママユガ科のウスタビガを紹介します。
2015年と2016年は観察されていない蛾なので,出現を今か今かと待ち望んでいました。
すると,11月25日は雄が,11月26日は雌が観察されました。

翅の色が茶褐色なのでウスタビガ雄だろうと思いました。緑矢印の触角を見ると櫛歯が長いので雄だと分かりました。
過去7年間の観察資料は次の通りです。(月/日どちらが飛来)
2011年11/18雄,11/23雌,11/28雄雌,12/7雄雌
2012年11/21雄,11/23雄
2013年11/28雌
2014年11/17雄,11/19雌
2015年飛来無し
2016年飛来無し
2017年11/25雄,11/26雌

翅の色が黄色を帯びているのでウスタビガの雌だろうと思いました。
念のため櫛歯の長さを確認すると短かったので雌だと分かりました。
ウスタビガは雄と雌では色が違います。
①雄は茶褐色です。
②雌は黄~黄橙色です。

雄と比べて櫛歯が短いウスタビガ雌の触角。
でも,念のために触角の様子で雌雄の判断をするのが確実です。
③雄の触角は,櫛歯が長い(緑矢印)です。
④雌の触角は,櫛歯が短い(赤矢印)です。
雌の腹部は太くて沢山の毛が生えています。
毛深いのは恐らく中の卵を寒さから守る為でしょう。

太くて毛深いウスタビガ雌の腹部。
科名 ヤママユガ科
和名 ウスタビガ
大きさ 開張 雄75~90㎜ 雌80~110㎜
分布 本州,四国,九州
出現月 10~11月
食餌動植物 幼虫はクヌギ,コナラ,カシワ,サクラ,カエデ,ケヤキ,カバノキ科,ニレ科,バラ科の葉を食べます。
特徴 幼虫は押すとキュウキュウと鳴きます。
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